地デジ・サイドカメラ高画質化してみた

年明けてから、週末になると雨とか雪になるのは勘弁してほしいですねぇ。車で出かけるのも憂鬱だし、いじることもできない。

ですが先週からようやく晴れる日も多くなってきたので、以前から気になっていたAndroidナビでの地デジおよびフロント・サイドカメラ画像の高画質化にチャレンジしてみました。

現状がどんだけダメなのか？というと、こちらがカメラ画像。


ちょっと分かりにくいので拡大してみるとこんな感じ。
路面部分にモアレや、タイヤ・シャシーあたりにシャギーが入っています。


地デジ画像はこんな感じ。
かろうじて"小峠さん"らしき人が認識できますが、文字は全然ダメ。


そこで今回はこんな感じで高画質化をやってみました。
カメラ画像はスプリッターからのコンポジット出力をHDMIに変換し、キャプチャーボードでUSB化。
地デジ画像はHDMIを同じくキャプチャーボードでUSB化。
HDMIはセレクターで切替えて、Androidナビではカメラアプリで表示するという流れです。


ビデオカメラのコンポジットをHDMI化するのがこちらの変換アダプター。楽天で730円で購入。（送料無料）


このアダプターには外部電源(Mini USB入力)が必要なので、12V電源からUSB電源取り出しのできるこちらを利用。


1個319円＋送料85円でヤフオクで入手。自作も考えましたが、部品代と手間を考えると断然安い。


これを切り離して、端子にケーブルをはんだ付けし、熱収縮チューブなどでシールドしたら１個分完成。


HDMIのセレクターはこちら。楽天で578円（送料無料）で購入。
このほかにV2.0b対応の細いケーブルのHDMIケーブルを２本使用（380円×2）


HDMIをUSB化するキャプチャーボードがこちら。以前買ってしばらく押し入れで眠っていたので、幾らで買ったか忘れちゃいました（笑）


USB入力された画像をAndroidナビに投影するのはこちらのアプリ。
USBカメラスタンダード（無料）。


早速取り付けていきます。
手順としてはエアコン吹き出し口トリム取り外し、グローブボックス取り外し、エアコン操作パネル下の小物入れ（or 何にもないパネル）取り外して、この隙間にコンポジット→HDMI変換アダプターを設定。


HDMIセレクターは運転席側足元にとりあえず仮設置。
運転中に膝が当たるので、そのうち場所を変えますが今日はこのまま。


HDMIをUSB化するキャプチャーボードはナビ下の空間に押し込みました。


完成系の映像がこちら。
お約束ですが、フルサイズでは表示できないです。
※フルサイズ表示できるアプリを物色中


拡大するとこんな感じで、モアレやシャギーは消えています。（よしよし）


違いを比較するため同じような角度の画像を並べると、路面のくっきり感が出ています。


地デジの方は段違い！


"武井壮さん”さんははっきり認識でいるし、文字もばっちりです。


いや～良かった良かった。

メリットは何といっても画質がきれいになったこと。
思ったよりも安上がりに実現できたことですかね。（キャプチャーボード除いて2,500円ぐらい）

デメリットは今のところ２つ。
１つ目は画面表示サイズが小さいこと。（こちらはアプリ次第で改善の余地あり）
２つ目はカメラアプリ起動に時間がかかること。
フロント・サイドカメラ画像を見たいのは運転中。とっさの時に10秒近く待たされるのはちょっと・・・・ってところですかね。
エンジン始動後にアプリをバックグラウンドで自動起動にしておけば少しは短縮できます。