
Studieさんに伺ったときに、「お手軽にトルクを増やすには何がいいかなぁ?」って聞いたら、即答で「プラズマダイレクト」ってお答えをいただいたので、この度装着してみました。
商品はきれいな箱に入って届きます。なんだか電化製品か何かのようですね。
中にはこのように互い違いに4気筒分のコイルと説明書が入っております。
コイル1つあたりは15cmくらいでしょうか。重さはiPhoneと同じぐらいです。
※最近のiPhone重いですけどね
上になる側に"OKD"の赤ラベル。
ちょっとやる気になりますね。
コネクター部は3極。
エンジンには右側のE8というサイズのトルクスねじで固定します。
ですので取り付けにはE8のトルクスソケットが必要です。(モンキーレンチでも回せるようですが)
さて取り付けですが、最初は本当に「ポン付け」を想定していたのですが、B48エンジンではこれがなかなか手間がかかることが分かりました。
まずはエンジンカバー①と②を外します。
次にワイパー付け根あたりにあるペッパー君の眼のような丸カバー2つを小さなドライバーなどでこじって外します。
中に見えるのはM16のボルトです。こちらも2つ外します。
メンバーブレースと呼ぶのでしょうか?こちらを外していきます。
まず左右のサスペンション取りつけ部につけてあるトルクスねじを外します。
ちなみにこのメンバーブレースのISTAでの英語表記は"trailing link"でした。
こちらはE18のトルクスソケットを使用します。締め付けトルクは56Nm。
以外に軽い締め付けです。
メンバーブレースを止めている4つのネジ。
これだけでメンバーブレースが外れます。意外に簡単。
・・・でもなんで、ネジの写真はあるのに、外したメンバーブレースの写真を撮らなかったのかは謎(笑)
次はエンジン上部の消音カバーを抑えているプラスチックカバー(カバーのカバー・・・ややこしい)を外します。
車両右側は写真の丸印に3本のM10ボルトがあるので外します。
ちなみに3本のうち一番車両後方側の1本(緑矢印部)は緩めるだけでOK。
ネジを落っことしやすいので作業に注意しましょう!
車両左側にはM10が4本あります。こちらも最も車両後方側の1本(緑矢印部)は緩めるだけでOKです。また写真右下の1本はゴムカバーに隠れているのでカバーをめくって作業します。
先の写真の青丸部には真ん中にピンを挿したらネジ部が広がるタイプのエクスパンジョンリベットでゴムカバーに止められていますので、これを外します。
こちらが外したエクスパンジョンリベット。おなじみ形ですが、構造が分かっていないと作業がイメージできないですよね。
さてこれでようやくカバーのカバーが外れるようになりました。
※英語表記は”sound insulation”です。
カバーのカバーは車両の前方方向に引っこ抜く感じで外します。
これまでに取り外した部品たちです。
ここまで作業時間30分。コイル替えるだけなのに結構大変ですわ。
これでようやく消音カバーが手でめくれるようになったので、一番奥の気筒のコイルが見えるようになります。
消音カバーは不思議な手触り。これ、よくエンジンの熱で溶けないものですね。
スゲーわ。
消音カバーをめくるとお目見えです!
「こんにちわー」
コイルにつながっているコネクターを外していきますが、これもコツをつかまないと意外に苦戦します。
まず白い爪をカチッと音がするまで引き出し、爪がレバーの役目をするのでこれを押しながら、コネクターの根元部分に精密ドライバーなどを差し込んでテコの原理でこじりながら引っこ抜くと簡単に抜けます。
※最初白レバーを握って「うんうん」と揺すっていましたが全く抜ける気配がなく、このままだとレバーが折れそう(実はサブコンをつけるときに別のコネクターのレバーを折った経験ありなのでトラウマです)なので、苦肉の策で精密ドライバーを使ったらあっさり外れました。
外れた純正のコイルです。20,000kmしか走っていないのでまだまだ綺麗です。
ついでにプラグの様子も撮影。
プラグを外してギャップ調整もしようかと思いましたが、プラグの締め付けトルクが分からなかったので今回は見送りました。
※のちに23Nmと判明
純正のコイルとプラズマダイレクトとの比較です。
あたりまえですが形状的にはほぼ同じですね。(笑)
取付完了♪
うーん、ちょっとテンション上がってきましたよ。
いざ、実走!!
取り付けてまだ100kmほどしか走っていませんが、実はあんまり違いが分かりません。(え~~~~っ!)
始動性が良くなった?(変わらんなぁ)
アイドリングが静かになった?(うーん、かもね)
振動が減った?(これは確かにちょっと良くなった)
レスポンスが上がった?(これは良くなっている)
ECO PROモードではいつもの走り方をしても市街地で燃料セーブ量が着実に増えていきますので、燃焼効率は確実に良くなっているのでしょうね。
※今までは市街地では燃料セーブ量はほとんど増えなかった
コンフォートモードだと交差点の右左折とかで、一旦停止からのスタートでモタツキ感が減った気がします。
スポーツモードだと低回転からターボが効くまでの立ち上がりがいい感じです。
ターボが効いてからも回転の上がり方が早くなりました。
つまり、当初の狙いだった「もりもりトルクが出る」というよりは、回転が非常にスムースになったってことなのでしょうね。
そのうち、燃費とかもレポートしてみたいと思います。
Studieさんに見積もっていただいた時は12諭吉程度でした。
ネットショップで取り寄せて自分で作業したので9諭吉ほどで済みました♪
整備の勉強にもなったし、これは良かったかなと思います。
Posted at 2022/02/26 18:20:55 | |
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