Androidナビ　地デジ・カメラ画像の高画質化

Androidナビに地デジおよびフロンカメラ、サイドカメラ画像を取り込んでいますが、画質がいまいちなので今回は高画質化に挑戦してみました。

まずどんだけダメなのかというと、写真の左半分がカメラ画像。路面とかボディー部にノイズが乗っていてモヤっとしています。

右半分が地デジ映像。人物は判別できないし、文字も全く読めません。

高画質化の流れはこうです。
３つのカメラ画像はスプリッターに入力されますが、こちらのコンポジット出力をHDMIに変換し、HDMIセレクターを経由してUSBビデオキャプチャーボードでAndroidナビに取り込みます。
地デジはHDMI端子からの出力をHDMIセレクターを経由し、USBビデオキャプチャーボードでAndroidナビに取り込み。
Androidナビでは「USBカメラスタンダード」というアプリで画面に表示します。

今回利用したのは主に４つのパーツ。
①はコンポジット→HDMIの変換アダプター。
②は変換アダプター用の12V→USB5V変換基盤。写真は３つ分ですが、これを切り離して、12Vに結線して使用します。
③はHDMIセレクター。将来のために３入力タイプをチョイス。
④はUSBビデオキャプチャーボード。こちらは電源不要で動きます。

取り付けに関してはエアコン吹き出しトリムカバーの取り外し、グローブボックスの取り外し、エアコンパネル下のカバーを取り外したうえで、コンポジット→HDMI変換アダプターをここに設置。
※最終的にはゴソゴソ音が出ないようにエアキャップでくるみました。

ビデオキャプチャーボードはヘッドユニット下の空間に押し込みます。

HDMIのセレクターは取り急ぎ運転席側に設置。
膝が当たるので、近々場所を変える予定。

作業としてはこれで終了です。
超簡単！

さてさて効果のほどは？！

左右で比較していますが、地デジ画像は差が歴然ですね。
文字も人物もくっきり判別できるようになりました。

カメラ画像もモヤっと感がなくなり、シャープな画像になりました。

いや～やってよかった。
ただ、カメラアプリの起動に時間がかかるのが難点。
サイドカメラ画像を見たいときに、初回は10秒ぐらい待ちが発生します。
２回目以降は5秒ぐらいなので、エンジン始動時にバックグラウンドでアプリを起動しておけば少しは改善できそうです。

作業の詳細はブログにも書いていますので、より詳しい流れはそちらを参照ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/489324/blog/45893041/