TA21のブログ一覧

...【トラブル編】からの続き
安全運転にて牧場へ
あらためてご挨拶とSPADAのお話に花が咲きます。
※画像は、牧場の駐車場ではなくk-kojiさんの定番撮影ポイント

k-kojiさんのSPADAは、思った通りのノーマルでメンテされた良い状態と感じました。
特にご自分で塗装されたエンジン回りは、後述の”王”も驚愕するほどの美しさ。
私のSPADAの塗装剥げっぱなし、薄錆びっぱなしとは大違いです。
詳細はk-kojiさんのページをご参照くださいw

今回のオフ会の大きな目的の一つ
”我がSPADAはノーマルとどう違うかを知る”
だったので、”乗り較べ”が必要でした。
”テイスター”は最低限、私である必要がなかったのですが、
しかし、”違いを語ってくれる人”である必要がありました。
結果、k-kojiさんは最適任者でした。私にもわかりやすく感想を言ってもらえました。
そして、ラッキーなことに、k-kojiさんのSPADAにも運転させてもらえることになり
私も”ノーマル車”を知ることになりました。

そもそも、20年ほど前、私が中古車として手にした時は、確かにノーマルで、
どちらかというと意識低い系？中古車店の話を思い出すに、「女性が乗っていた」とのことだったのですが、リアサスはスカスカ、タイヤもチェーン、スプロケも逝ってる状態でした。
※相変わらず、無知だった私は、急いでいた納車が間に合う時点で、浮足立っていたため、状態はほぼノーチェックの契約なのでした。なので、レッドバロン比では低価格だったものの、その後のメンテで結局トータルでは、あまり変わらない？な結果ではありましたw

なので、そもそも走りのテイストを記述するページもない私に、ノーマル基準車の過去のイメージもなく、その後、手をかけるほど、どんどん調子の良くなっていくSPADAに、「実は、どこかチューンしてあったのでは？」とか、「いや？、俺様が乗っていて（エンジンに）磨きがかかったのだ」などと、思いあがりや妄想があったのですが、今回、見事に打ち砕かれましたw

k-kojiさんのSPADAは気持ち良かったです！パワーも同等！滑らかシルキー！です。
30年前の新車当時もこんな面白いエンジンだったのかと感心しました。

久々の”セパハン”に最後まで順応できなかった私には走りに関して言葉がなく(もう、峠の下りに関しては、もうグダグダで”置いてけぼり状態”にしてもらいました)エンジン以外はk-kojiさんの言葉をお借りすると、ノーマル車と私のSPADAの違いは、”フロントの軽さ”が顕著に表れているようです。原因は、「見た目を好みにする」ためにおこなった”ヘッドライト（初代MT-03用樹脂製）”とそれに伴いしようがなく交換を迫られた”デジタルメーター”への換装と思われます。また、ノーマルサイレンサー→KLX,D-Tracker用スーパートラップへの換装（これも見た目重視w）も影響（それ程、軽いサイレンサーでもないので、結果的にショートマフラー化になったので”マスの集中”に寄与したのかも）しているでしょうし、リンクプレートの組み換えと、今回発覚したw、フロントフォーク３mm突き出しによる”ケツ上げ→キャスター角立ち”により、コーナリング、切り返しがクイックになっています。（これは、私といえど、変更当時、顕著に違いが判りましたw）

そうそう、流れ上、スルーしていましたが、
ご挨拶後、定峰峠へのお誘いがありました。正直、これは想定外でしたw
そもそも、”リハビリ”目的でもあったことで、エンジン性能だけでも判ればと、直線道路での試乗をイメージしていました。また、【トラブル編】での不安要素と加えて”グローブが片方無い”というのありましたが................それほど迷うこともなく峠へ向かっていたのでしたw

話はもどりまして、細かい差異としては、これはノーマル云々ではないですが、
リアブレーキが弱いのでステンメッシュホースに交換しては？とのアドバイスや、私のSPADAが、ギアをニュートラルから１速に落とした時の”衝撃”が極端に小さいとの指摘がありました。これも確かにそうです。しかし、何故だか全く見当がつきません（オイル？？今、一押しエンジンオイルのSUZUKI エクスターR7000だから？いやいや、前から確かに”ガコンッ！”は小さいですw）


あらためて今回分ったことは、私のSPADAは、ノーマルの乗り味より、イキって？いうと”ストリートファイター”、”モタード”風に振られていると思います。
アップハンドル（幅は左右30mmずつは、詰めています）、リンク組み換えによるケツ上げ、そして、何より、スーパートラップのマフラーにしていることにより、本来、ツインらしくないマルチ寄りの滑らかなエンジン特性（個人の感想です）が、シングル寄りになることにより、ツインらしくなっているように思います。

今回、こんなにノーマルで素晴らしSPADAを改変してしまっているのは、
SPADAの歴史的旧車的価値に”唾する”行為になってはしまいかと改めて考えてもしまいましたが、ともかく、自分好みの楽しいバイクに仕上がっているSPADAに満足しています。