TA21のブログ一覧

学生時代、暗室を自由に使える環境にあってか、「写真部か！」と突っ込まれるかもしれないぐらい撮りまくっていました。多くは、身の回りにいる家族や友人の日常を記録していました。
親戚の子が、ケコンするとのことで、子供のころの写真は無いかと問い合わせがあり、懐かしいネガフィルムの中から、ついでに、この写真もピックアップしました。

1984年辺りでしょうか、光沢が無いので一回目のカースプレー全塗装後で、色は”いすゞ ブルー”(トラックのエルフ)です。もともと、やや緑に振られた青でターコイズブルー（非純正色？）だったので、11本のスプレー缶で何とかなりました。
そして、バンパーレス
ナンバーは、当時ぐらいから信頼性を増していたw両面テープで張り付けただけ...
いろいろと舐め腐ってますw
アオハルそのものです。
後方は友人のスバル1300。こちらも楽しいクルマでした。

不動となって３ヵ月、その原因がわかり、解決、慣らしも終わり、やっと落ち着いたので報告です。

●経緯
オークションで入手したVino
自走で持ち帰って、発進から少し後のモタツキ感がありましたが、キャブ調整してもらって、リミッターが効くまでの全開走行ができるようになり通勤に使っていました。
3週間後、そろそろ、社外CDIに替えてオーバー70㎞/hを可能にしようかと考えていた矢先、朝の通勤時に、エンジンストール。500m押し歩きで、会社に何とか到着。帰り道は、始動→走行→ストール→冷却の繰り返しで、何とか帰宅。

”焼き付き”の症状と思うも、”大事”と思いたくなかったのか、ガソリンへの水混入疑惑、ガソリン供給から疑いガソリンコックの分解清掃から始めましたが、これらも”シロ”

エンジンの分解までのスキルが無い私は、週末に”師匠”の診断を待つことに。


ピストンは御覧の通り、シリンダー内側も酷い状態で、焼き付き確定。


新規にボアアップキットを購入することに。
調べてみると、価格、謳い文句？はピンキリ…
そもそも、「アシスト付き自転車より安いよ！」から始まっているので、
ここは、低価格の約5,000円の70㏄のものにしました。

（このキットには、プラグ、インマニ、純正パーツは含まれていませんw）

そして、組付け完了。
初エンジン始動！。。。。掛からん！
そして、原因究明のための
部品交換
掛からん！
セッティング変更
掛からん！
部品交換
掛からん！
セッティング変更
掛からん！
・
・
・
無限ループ！！！

”掛からん！”の内容は
正確には、アイドリング状態が維持できない、できて5秒。また、スロットルに全く回転が付いてこないことのループでした。数回、回転が異常に上がる”暴走”というのもありました。

寒空の週末を何度も何度も何度も何度も費やしても解決しません....
そこで、師匠の”後輩さん”のスクーターに造詣の深い方まで巻き込むことに．．．

各部の基本チェックから始まり、オイルポンプが2ストオイルを供給していないことが分りました。
初めに、Vinoの後期型（排ガス規制）はソレノイド付きのオイルポンプで、これがワルさをしていることを考え、これを”殺す”改造を施しましたが．．．結果、”×”。ポンプ本体部が機能していませんでした。
そこで、オイルポンプの交換が必要となり、新品純正部品は電子パーツカタログでは在庫がある（9,000～13,000円）ものの、発注を掛けたら”生産中止、在庫なし”。オークションでは2択。中華製新品と20年前の現車取外し純正中古品。いろいろと悩みましたが、純正中古品を落札し取付。オイルの供給を確認。

そして、セルON！
．．．変わらず．．．
もうね、途方にくれました．．．
毎週”師匠”を呼びつけることも出来ず、指示に従い手順のとおりチェック作業をして画像と動画で報告する”リモート”作業。
そこでの報告作業に中で、エンジンヘッドを開けていた画像にたまたま写っていたピストン上部を見た”遠隔師匠”が
「ピストンの方向間違ってませんか？？」
．．．．．．
！！！取り付けミスでした！！！

そりゃ、アイドリングとも呼べないほどしか、回らんはな．．．
スロットルに全く付いてこないよな．．．
あの”暴走”はスロットルスクリュー最大になっていた条件下で、奇跡的にポートが噛み合った？りして回っていたんだろうな．．．

ピストンを180度回転して取り付けて
問題なく起動！

そして、再び、両師匠のセッティングと、通勤使用での慣らしが進むごとに、多少大袈裟ですが、別次元にステップアップしていく楽しさがありました。
「スクリューを少し回すだけで？」
「プラグの番手変えるだけで？」

オークション入手時の状態とも別物で、過激なところまで回ります。
バイク歴、40年超になってますが、ボアアップなどしたことが無かったので
トラブルを含め、まことに、未知で新鮮な体験ができました。

これまでの寄り道も含め施したことは
・ガソリンコックメンテ
・インマニ交換（社外品）
・キャブオーバーホール
・ボアアップキット（新規購入）
・リードバルブ交換(純正)
・キャブレーターパッキン交換
・オイルポンプ改造（ソレイドバルブ無効化）→無効化するもポンプ本体機能不全で放棄
・オイルポンプ交換（純正品、オークション、Vino用中古品）

更に、Vinoに愛着がわき、嫁用スクーターとしての導入でしたが、私が使っていますw

不動になる前や、「このまま廃車？？」と不安な中で施していた
・ヘッドライトLED化
・ハンドル幅詰め(30mm)
・シ－ト張替え（社外品）
・サイドスタンド取付（社外品）
・グリップ交換（社外品）
・リアキャリア取付（社外品）
も早くアップしたい！

唐突なんですがw、黒いナンバーステーが普通に立ち位置から見えてしまうのが不満です。それとボディ側の"受け"の造形、また、白いセンターフェンダー？の後端も見えません。
これは何とかせにゃならん！ってことで検討作業。もっとボディ寄りになる様なステーを新造して、ステーを見えにくくするとして、その高さはどうか？フェンダー後端を多く見せたいなら、左側なのですが、

そうすると、テールランプとナンバーが離れている"マヌケ感"が無くなって、もう、ビーノでは無くなってしまう！w
という想いから、右画像の高さで行こうと思います。ただ、やはりフェンダー後端を見せたいのでノーマル位置から5mmアップ。

ところでこの"マヌケ感"って他の方に、わかってもらえるのかしら？