2014年8月12日(火)帰省の為、ハイオクガソリンを満タンにして、大荷物を積み
群馬に向け中央高速を小牧から諏訪に向かって走っている時だった。
恵那山トンネルを抜け網掛トンネルを通過し、下りに差し掛かった。
トンネルを抜けるとまず緩い右カーブ。前を走るMURANOの後ろを走行していた。
カーブを抜けると次は急な下りの左カーブ。そこでNURANOは走行斜線に移動した。
道を空けてくれたので、そのままアクセルを徐々に踏み込んだ。
ニュービートルは過給器の音をキーンと響かせながらゆっくりと加速していった。
そして今度は右カーブ。難なく右カーブを抜け、緩やかに上り始めた左カーブに
さしかかった。
若干スピードが出てる感はあったが、ブレーキは踏まずアクセルオフのまま進入した。
その時、リアタイヤが数ミリ滑り出したのを感じた。 「ん?滑ってる?」
路面は雨の降った後で、若干濡れていたが、水が浮いている程ではなかった。
しかも、そのような状況で80%程度の走りをしたつもりも無いし、この道は70回以上
走りこんでいる。 ましてや、どの程度の路面、車重、重心、スピード、タイヤ状況で
どのように曲がればどうなるかは、十分に理解しているつもりだった。
しかし、リアタイヤは滑りを止めない..スピードは○50Km/hは出てなかったと思う。
滑り出したリアタイヤを止める為、アクセルをオフのまま軽くカウンターを当てた。
しかしまだ滑りは止まらない。
道は緩やかな登りにさしかかっていたにもかかわらず...
更にカウンター角を大きくしながら、右に飛び出してくるリアを押さえ続けた。
緩やかな登りをリアを右に滑らせながらカウンターを当てて登ってくるニュービートル。
このスピードなので、カウンターを当てている間にかなりの距離を走ったと思う。
そのカウンターが効いて、今度はおつりが一気に返って来た。
猛烈な勢いでリアが左に飛び出る。 一気にハンドルを左に切り直した。
リアが飛び出し、車体は殆ど道路に対して垂直になったまま、上り坂を駆け上がった。
この時点になってやっと「これは体勢を立て直せないかもしれない...」と感じた。
体勢は維持される事無く、更にリアは左に回転し、左にカウンターを当てたままの車体は
ガードレールに向かってすっ飛んで行った。
「ダメだ!」この時初めてブレーキを踏んだ。
しかし、そのブレーキも、虚しく一直線にガードレールへ....
下り線259.5キロポスト、ちょうど阿智PAの100Mぐらい手前。
左のリアからガードレールに突っ込み、跳ね返され走行車線の真ん中でようやく停車した。
この瞬間、F1レーサーがスピンでガードレールに突っ込んだ時の気持ちが良くわかった。
僕も同じように、ハンドルを両手で叩いて「クッソ!」と叫んでいた。


Posted at 2014/08/24 04:56:03 | |
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