ハイブリッド減税だ何だと騒がしい今日この頃。
本当の環境負荷を考えた場合、今の時代はLCCO2(ライフサイクルCO2)
・・・つまり、モノの原料が掘り出されて、製品化されて、販売されて、使われて、廃棄されて、処分されるまでに消費された全てのエネルギー量を、エネルギー消費時に発生する二酸化炭素の総量で考える・・・が指標になると思うんですけど、
その観点からすれば、ユーザーのニューモデルへの急激な転換は、その際出てくる廃車の処分とか、新車の生産に掛る、CO2の排出=エネルギー消費を促すことになる・・・というのは経済活動という観点から見れば
詭弁ですけど(なぜなら、何を作って捨てるにもエネルギーは必ず消費されるからで、これから作るなら少しでも環境に良いものに限定するのは当然の摂理)
ハイブリッドが優れているのは、今の所は、ユーザーの手元で使っているときに見た目のCO2排出量が減っていることに自己満足できる、ということのような気もします。
だから、「エコ減税」を代表とする急激なエコ政策は、実はエコのためではなく、内需拡大策の錦の御旗に「エコ」を選んだだけ、ということかな。
という
負け惜しみを書いてみました。
理屈はともかく、誰かが貯め込んでいる埋蔵金を市場に吐き出させる政策として「エコ」はとってもキャッチーなんでしょうね。
↑こういうウガった目でモノを見ると、数十年前に「日本の内需拡大を促すために貯蓄高を減らす政策をしろ」と迫って来たアメリカの外交要求の劣化コピーのような気もしないでもないですが。
エコのために新車を買うことが駄目だとは全然思いません。
オイラも余裕があったら新型車を迷わず買っていると思います。
ただ、余裕のないオイラは、キャッチーな流行にはやっぱり乗ることが出来ず、継続車検を受けて旧車に乗るしかないわけです。
そして部品が出ない。
どこかで、C31ローレルの「電装やゴムの消耗品はだいぶ交換している」との旨を読み、だいぶというからには、結構部品が出るのかな~と唸ってしまいました。
時々「こんな部品が欲しいんだけど、あすてるさんところ有りませんか?」なんてお問い合わせをメールで頂きます。
逸れこそ、海外からも。
「ごめんなさい、それは既に製品廃止で入手できないみたいです」という返事をよく送ります。
そして、こちらも「オイラはこんな部品が欲しいんですけど、そちらにありませんか?」ってメールで送っています。
逸れこそ、海外までもです。
「日本人のアンタがどうして見つけられないの?w」なんて返事が返ってきます。
だけど部品が見つからない。
仕方無いから(本当は喜んで)部品取り用に1台買いました。
「電装やゴムの消耗品はだいぶ交換している」方には、是非、交換された部品の名称と品番リストを公表していただければ、全世界のローレルオーナーにとってこれほど有り難いことは無いんですが。。
(つがこの話題に触れるかオイラ)
話が逸れました。エコエコ。
オイラはアイドリングストップを敢行しています。
自車が30秒以上停車しそうな場合で、他車に迷惑を掛けないと判断した場合は、エンジン切ります。
これだけで燃費が1割程度向上しました。
きっと今までの1割分のCO2を削減できたわけですね。
マイナス8%どころかマイナス10%ですよ、京都議定書クリア!
考えてみればちょっとすごいかも。
エコにも、とりあえずできることが有るのかもしれません。
写真は地元のC31仲間との2ショット。
Posted at 2009/06/21 00:36:42 | |
トラックバック(0) |
四方山話 | 日記