【畑村エンジン博士のe燃費データ解析】を読んで

【畑村エンジン博士のe燃費データ解析】
http://response.jp/article/2015/09/16/260132.html

面白くって読んでるのですが、
ほとんど私の認識と同じです。

・CVTやハイブリッドが有効なのは、低速・低負荷時。
・MTとCVTの実燃費は同等レベル。
・ハイブリッドは燃費向上するが、ディーゼルと同等。

で、私の話はつづきがあって、
CVTが伝達効率が悪い（大概80％以下）ことは知っているが、実燃費はそれだけでは語れない。
CVTは変速幅が広く、特にトップ状態ではMTの2倍ぐらいになっていることが多い。
つまり、エンジン回転数を低く抑えることで、低負荷時の燃費向上を図っている。
エンジンは回転数やアクセル開度で熱効率が10％未満〜30％ぐらいまで大きく変わるので、うまく使えばCVTの20％のロスは相殺でき、JC08モードではお釣りが来る。

MTで変速幅が大きくなっていないのは、変速時のステップが大きくなるためと思われる。
ステップが大きいと「スポーティーでない」とか言われるのだろう。

最後にマイカーのインサイトMTだが、
CVTとほぼ同等の変速幅を有した、数少ないワイドギヤードなMTを載せている。
こうなると、伝達効率のいいぶんだけ、燃費はCVTの値を超えることができる。
ただし、運転者は適切なギヤ選択を要求される。
強要されると言ってもいい。ズボラなことをしていると、加速しない／燃費良くならない。

ううん。最後は愚痴に近くなっちゃいました。

でも、

やっぱMTでしょ。