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競泳のパンパシフィック選手権：アーバイン（米カリフォルニア州）

第２日の１９日、

男子百メートル平泳ぎで北島康介（日本コカ・コーラ）が５９秒３５で優勝。

主要国際大会での復帰戦となった北島康介は、

予選で日本歴代２位となる５９秒０４の今季世界最高をマーク。

五輪連覇の大きな達成感の後、どう水泳に対して向かい合うか？

出した答えが米国移住。

昨年４月から開放的な雰囲気のカリフォルニアに移り、ゆったりとした気持ちでプールへ

北京五輪後の充電期間は１年近くに・・・

本格的な復帰レースだった４月の日本選手権で優勝なしに終わると、

戦う気持ちにスイッチが入り細かい技術を自分で確認しながら、長い距離を泳ぎ込む。

「違った形でスタートを切っているわけだから。前回と同じ道を通ろうと思っていないし、

新しい道だからこそ、こうしてパンパシに戻ってこられたと思う」心身ともに充実していた

北島康介のコメント。

日本代表の平井ヘッドコーチは「やはりエースは北島。ほかの選手とは格が違う。

本当の意味でプロになった」と絶賛。

２年後のロンドン五輪も、やはりこの男に引っ張ってもらうことになりそう