2011年10月20日
ひと気の無い静寂の森の中。
白昼に男の悲鳴が轟いた。
うぅぎゃゃゃゃゃゃやゃゃやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
そう。
スズメバチに噛まれたのだ。
刺されたのではない。
噛まれたのだ。
奴等の牙は大きく鋭い。
彼は殺虫剤片手に悶絶していた。
彼の名はひろ吉。
何をあろうことか、罠にかかったスズメバチを飼育しようとしていたのだ。
彼は生まれながらの山っ子。
虫は大嫌いだが、虫の動きや生体への知識には多少なりとも自信があったのだ。
彼は非常に未熟だった。
棒の切れっ端をすり抜け、食事と硬い木の皮を噛み切るためだけの為完璧にデザインされた鋭く身構えた立派な牙は彼の右手親指の付け根に食い込んだ。
全身に電気の様な鋭い感覚を覚える。
これぞ電光石火。
瞬時にしてその痛みは手から脳へと伝わった。
血は出ない。
が、牙はどんどん食い込む。
痛みはますばかり。
このままじゃ親指を失うと彼は本能的に感じた。
おもむろに羽を掴み引き離した。
大方イモムシとでも間違えたのであろう。
彼はションボリした。
(´・ω・`)
痛いのは手同様、心も痛かった。
なぜなら彼の最近のマイブームはスズメバチの観察だったから。
あわよくば友達と思いかけていたほど。
さぞ彼の心は痛かったであろう。
親指を見る。
変化はなし。
(`・ω・´)
どーせならカッコ良く傷跡位残してくれても良いじゃないか!と、そんな気持ちであった。
しかしながら毒針で刺されなかったことは奇跡に等しい。
ここが彼の唯一の救いか。。。
そう。
ここは泣く子も黙る、夢の国。
ひろ吉ネバーランド。
あらゆる物が美しく、そして危険が付きまとう自然の宝庫。
彼は思った。
『こ、怖かったぁ(((( ;゜д゜)))』
と、同時に教訓を得た。
スズメバチは危ない。と。
飼えねぇーな。と。
Posted at 2011/10/20 23:57:53 | |
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ひろ吉のネバーランド | 日記
2011年06月21日
こんばんは!!!
お腹が緩いひろ吉です!!!
明日の朝から実家の用事があるため、
今日中に実家に帰らないと行けません。。。。
きっつ。。。
例の阿蘇ミルクロードをこんな夜中の土砂降りの中数時間かけて帰らないと行けません。
死ねるwww
お疲れでした♪
Posted at 2011/06/21 22:09:11 | |
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