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2月7日の公開初日に観に行ってきました。
この映画、ず～っと楽しみにしていたんですよね～

ラッシュ／プライドと友情

1976年のF1、ジェームス・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を題材とした映画です。






主役の2人、ニキ・ラウダとジェームス・ハントを演じる俳優さんが本人ソックリ！

それだけではなく

ラウダのチームメイト、クレイ・レガツォーニ
フェラーリのエンツォ・フェラーリ
マクラーレンのチーム監督テディ・メイヤー、
ヘスケスレーシングのヘスケス卿

・・・とにかく出てくる人物みな本人ソックリ！
キャスティングが見事過ぎる～

あまり顔を覚えていない人物も恐らく似ているんだろうなぁ～
ハーベイ・ポストレスウェイトとかも


マシンやヘルメット、レーシングスーツの感じも上手く再現されています。

まるでタイムスリップしたかのように！

F3時代から続く2人のドラマが描かれています。
レースの裏側のドラマもキッチリとしていてF1の魅力がギュッと詰まっていますね。
もちろん、レースのアクションシーンは見応え十分！

実際の人物と出来事ではありますが、完全なドキュメンタリーというわけではなく
色々脚色が入って実話とは違う部分もありますが、とても面白かったです！
F1の魅力がとても良く描かれていると思いました。

70年代はリアルタイムで見ていた世代ではないのですが
本などで色々知っていたエピソードがリアルな映像で体感出来て感動的です。






家に帰ってからこんなLD（ウチでは現役ｗ）を引っ張りだして見ました。

グッバイ・ヒーロー

87年に鈴鹿で日本グランプリが開催された頃に公開されていたドキュメンタリー映画。
70年代～1987年のF1の様子が見れます。

・・・今では考えられませんが、70年代は毎年のように事故で人が死んじゃう時代。
『ラッシュ』はまさにそんな時代のF1。
物凄く危険だけど今とは違って人間の戦いが全面に溢れていて魅力的。

劇中で語られるエピソードもこのドキュメンタリーに登場しています。
映画の後、より興味深く見る事が出来ました。








85年に2度目の引退をしたラウダがこの映画の案内役で登場します。

87年当時、ロータス・ホンダの中嶋悟にインタビューしているシーンが見れます。
これは珍しい～

ハントはこの当時、イギリスのTVでF1解説をしていて
中嶋の事をボロカスにこきおろしていたそうですが
89年のオーストラリアGPでの雨のファステストラップの時には絶賛していたそうです。









ラウダの奥さん

これがまた『ラッシュ』に出てくる女優さん、ソックリ！









『ラッシュ』の序盤、F1に上がった頃の2人も見れます。
（1973年ごろかな？）


ジェームス・ハント











ニキ・ラウダ
『ラッシュ』本編にも登場していたBRM P160Eに乗っています。



・・・70年代のF1、映画をきっかけにもっと見てみたくなりました。
他にもLDや本があるので見返してみようかなぁ？





というわけで
『ラッシュ／プライドと友情』
F1、モータースポーツが大好きな人はもちろん、そうでない人にもオススメな映画です。

すっかり違う物になってしまった現代のF1ですがそれでもやはり本質は同じ。
古き良き時代を思いつつ今年は楽しんでみたいと思います。