
少し余裕が出来たんで山へ行ってみた
上高地→信州大学小屋→ひょうたん池→東稜→主峰→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→前明神沢→上高地 ってコース
前回、道に迷って逃げ帰ってきた山www
午後1時頃上高地に着く
平湯からの往復運賃が値上がりしてた(2.000円)
GWは終わっていたので人少ない が中国人と朝鮮人はたくさんいた
とりあえず明神橋を目指す。
右岸は人が少なくハイシーズンは絶対にこっちなんだけど、今回は人少ないし、左岸から行って、登る明神岳を観察
右のコルがひょうたん池 その稜線を登る
一時間ほどで明神橋到着
ここから50m程行くと三又があるので左折
トラサク、立ち入りご遠慮の札があるけど、かまわず侵入
すると信州大学山岳なんたらって小屋と庭がある
誰もいないので無断でテーブル、椅子を借りてちょと休憩
天気も良く気温もちょうどいい 平和だ・・・
すぐ側に以前はなかった「ひょうたん池」の標識があった
重いザックをしょって立派になった橋を渡っていく
すぐにガレ場の樹林帯となるけど、やっぱ重い
登り出してすぐにハァハァいっちゃう
「大丈夫?俺?」ってなるwww まぁ登るけどw
20分ほどテープに誘導され登る
テープがなくなったらとにかく右注意
ヒグマほどの岩に赤丸が打ってあるのでそこが目印

これ見落とすと前回の私のように上まで詰めて馬鹿を見ちゃうwww(って結構見落とす人多いらしい)
さ、ここから雪も出てきて結構な登りとなり、ズボリもあってつらくなります
10分ごとに休憩取りまくり マジで休みまくり 体力無さ杉www
ひょうたん池が目的地でしたが時間も午後5時www (遅すぎ)
雨もパラパラきたので今日は宮川のコルでキャンプ
雪があるときはここにも幕営できます
設営後10分で寝たwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
んだけど、やっぱり9時頃寒くて目が覚める
昼はあんなに暖かかったのに・・・
フリースとセーターを着て、ラーメン作って体を温めた
今度は眠れないwww
しょうがないので感度抜群のFM長野を聞きならが寝る
隣の沢では落石の音がする
知らん間に寝ていたボクチン
二日目
暑くて目が覚める
ヤバイ
また9時か?! (またwww)
ガバ起きするが何とか6時
ギリギリセーフッ!www
が、あわてずゆっくり支度
昨日はぶつ切りだったけどグッスリ眠れた予感
紅茶も砂糖をたっぷり利かせて作る
重くなるけど魔法瓶使用
昨日のラーメン汁に半飯ブッ込んで朝飯とする
7時頃出発(オマエは誰やwww)
ここからひょうたん池まで落石多発地帯
洗面器程の岩が静かに転がってきやがります
下見てたらマジで気が付かん
けど、カラダ重いし、雪はズぼるしでしょっちゅう上ばかり見てられない
通過中3個の落石
ひょうたん池まで2時間少しかかった
コースタイム1時間少しって書いてあるのに・・・
少し心配になる
ひょうたん池で15分ほど休む なるほど確かに幕営地に向いてる
池からすぐにちょっとした岩場があるんだけど、ここやばかった
落ちても1.5mほどだけど、(だからロープ出さなかったけど)ギリ登れた感じ
あまり他で言われてないから雪がある無しで違うのかな?

ここ過ぎると雪稜、雪壁の本格的な登山となります
(不思議とこの辺りからGW組みのトレースが残っていた)
いや~確かに楽しい
景色もいいし、ザクザク高度も上がる
だけど、俺にはつらい
10m登っては休みの繰り返し
モモの付け根と両肩にくる
あまりの重さに登攀具とロープ、いらんかったんじゃね?と考える
これで5キロ違うモンなぁ・・・
でも、やっぱ落ちて痛い思いしたくないもんなぁ・・・
今更考えても仕方ないから登るべ!
つか、ココでズボッてバランス崩したら下まで落ちるよな 絶対
まじ、岩に激突するまで止まらんよ?
などと考えながら登ります
ここまできたら戻れない から、 登るしかない
ちょっと座り込むと動きたくねぇ~ってなるけど動かんとどうにもならないので動くしかない
当たり前だけど、実感して足を動かす(わかるなぁ~?)
なんて事を
5時間ほどしてたらバットレス基部に到着!
池からここまで怖いところはあるけど難しいところは無し
時間は午後3時
微妙 つか、俺だったら今日はここまででしょ?ね?
はい設営
天気はそこそこいい
暖かいしここまでアンダー一枚でよかった
バンカー1は背が低いので外にマットを出してくつろぐ
今回、酒は焼酎500cc
これ失敗 やはり高級ブランデーかワインがよかった
つまみは定番ビーフジャーキー
塩分とたんぱく質の補充に最適です(金持ちはBCAAなんだろうな)
そういや今回、塩コショウとFe忘れた!
明日登るはず
一息ついたところで時雨が降ってきた
テントに逃げ込み寝る
ここで悲しいお知らせです
明日は午後から大荒れの予報・・・
三日目
午前0時頃寒くて目が覚める
酒のせいだろう高山病の頭痛が出てきた(2300m位)ので昨日は8時頃にバファリンを飲んで寝た
予報では寒気が流れてきて午後からは大荒れ
長野地方北部は6-12時30% 12-18時40%
山に当てはめると午後からは吹雪くだろうと予想
早めに降りないと・・・
テントから顔出して外を見るが完全にガスってる
欝な気分になりとりあえず頭痛がするのでバファリン6個目を飲む
明日は落ちないだろうか?
体力は持つか?
天気はどうなる?
こんなとこくるんじゃなかった・・・
なにやってんだ俺?
心細くなっていろんな事を考えてしまう
まぁこれが単独行のいい所だと思ってるんだけど・・・
核心手前の一晩が一番心細い
マットの下にロープだアウターだ引いて寝るが、やはり雪の冷気が上がってくる
もしかすっと稜線上で一泊あるかもしれないのでホカロンは我慢した
寒いけどやっぱり春なんだろう寝れた
午前4時半目が覚める 体調はいい 頭痛も無し
ラーメン作って食べる
大切に取ってた卵も入れた
白米は明日一泊あるかもしれないから食べずにおく
運動量がすごいからウンコもヤギの糞のようにコロッコロだ
ハーネスを着けて歩き出したのが6時半
さっきまで薄日があったのに軽く吹雪いてきた
出てすぐに核心のバットレス
ロープを出し、アンカー取るけど、
エイトインクノット結べないwww
完全に忘れてる
5分ほどあーでもないこーでもないをやってやっと思い出したwww
大丈夫じゃないだろ俺www
問題の岩場だけど取り付きコースはすぐわかる
グレードは空身、クライミングシューズ使用なら5.7
全然難しくない
けど、重いザック背負ってクランポンだと難しいと思う
落ちたら死ぬし
そんなところだけど、春だし、素手でも痛くないし、なんとか登れた
お助けヒモも二つ三つある
登ってすぐに2つアンンカーあるけど、もう一段(2m)登ったところにもアンカーあるのでこっちの方が場所も広いのでここまで伸ばすべき
懸垂で降りて、ザックを背負って登り返す
結果、ロープ使うのはここの10mほどのみ
あとはイランと思う
(今度来るならソロイストじゃなくシャント一個で済むはず ドローは3っつでいいや)
この岩場を過ぎると斜度80度位の雪壁が続く
雪の腐りも無くダブルアックスをバスバス利かせてグングン登る
楽しいわぁ
これやりたくてここ選んだんだモンなぁ
第三者視点でカメラ欲しいわぁ
でも必死だからソレどころじゃない
前穂側が風がすごいけど運良くコースは風がない
三角筋がいい加減疲れてきたところで東稜を登り切ると主峰が見える
え、ここ登るん?
険しい岩場が1ピッチある
(ラインは中央ちょっと左より)
ドヨーンとした気持ちになる
右を見ると重太郎新道への逃げ道が・・・・・

岩場もなく傾斜も緩い・・・
午後から荒れるっていうし、ここは安全策で逃げるべき・・・
って時間がはやすぎるよね
後ろ髪引かれながら主峰コルへ降りていく
主峰 近くで見ると割と簡単そう
実際、登ってみたらホールド豊富だしロープ出さずに簡単に登れた
頂上付近にザックを置いて5mほど空身で往復

画像、しょぼいけどこれでも頂上なんよ
久しぶりの頂上だったんで「ヤッホー」って叫んでみた
すると「ヤッホー!」レスあり!
前穂からガイド一人と客2が歩いてた
久しぶりに人見たわぁ
ちょっと元気出てきた
どんより曇って良くない眺望を見た後、主峰を降りる
かなり急だし、怖いけど、よく見るとホールドスタンスたくさんあって、ロープいらない

後ろ向きでゆっくり降りた
降りて主峰振り返る絵
2峰はどうでも良かったので右をトラバース
雪がしっかり付いていたので安全に巻けた
3,4峰はそのまま登ったほうが安全かも
高低差もそれほどないしね
で4,5のコルから前明神沢を降りる
最初の50mはガレ場が出ていた
結構ビビリながら降り、そこから雪
クランポン外して、ザックにしっかり縛り付け、いわゆるお尻制動で降りていく
いや~楽チン だいたい2400mから1600mを30分ほどで降りた
傾斜が緩んできて滑れなくなったら左に注意しながら降りる
木にテープがあるんでそこが登山道
実は私、全然気にしてなかったんだけど、先人の足跡がそっちについていたので気が付いた次第
完全安全圏に出たのでザックを置いて大休止
雨も降ってきたので折れた大木の下でホッとする

軽く身づくろいしてしっかりした登山道を歩く
しばらくすると子供のリュックサックみたいなのを背負った観光客が見えてきた
コースタイムとか他
PM13:00位 上高地
PM14:00位 魚養場 信州山岳研究所小屋
PM15:00位 宮上川分岐ペンキ大岩
PM17:00位 宮上川コル (幕営)
AM07:00位 宮上川発
AM10:00位 ひょうたん池
PM15:00頃 バットレス基部(幕営)
AM06:00頃 バットレス基部
AM07:30頃 東稜頂上
AM08:00前 主峰頂上
PM12:00過ぎ 前明神沢終わり登山道に出る
(装備)
寝袋 350g+500g+セーター
ガス缶 2本(ギリ2本し目使わず)
飲料水は上高地から2㍑上げた 二日目まで使う(ラーメン等は雪を溶かして作った)
明神岳を楽しもうと思ったらダブルアックスは必須
ヘルメットとりあえず持って言ったけど終日ノーヘルだったwww
前穂北尾根より近い(林道4時間も歩かなくていい)し、規模も3/5位
体力の無い私にはちょうどよかった
通常、一泊二日の行程を一泊増やしたのも余裕ができて楽しめた要因だと
怪我もあって4年ぶり位の春山だった
現場では不安になったりしたけど、終わってみればとても面白かったし、楽しめた
あ、GW外したから誰とも会わなかった
もちろん岩場で順番待ちとか無し
登る前にテーピングしてたので靴擦れも無し
画像は前明神沢を降りて一般登山道でホッとする俺w
今思えば楽しいばかりの山行だった