
我がカローラのハンドル付近からキリキリと変な音が気になり出したのでデーラに預けることに。
結果インパネリーンフォースというハンドルとかを支える部分のボルトの緩みによるガタつきだった。それはAピラー根元とエンジンルーム側からとボルトで固定されているらしい。
道のガタついた所を通ったりすると緩むことがあるらしく、レアなケースではないしリコール等にも発展はしないだろうとのこと。そうなの?
ということで、1週間は預からせてくれというので代車を借りることに。新型のアクアだ。
たっぷりじっくり試してみることにした。
まずは外観だが、モデリスタのフルエアロ付きで精悍な面持ち。
なにが好きかってこのデイライトだ。
真ん中の2本のヒゲがチャームポイント
実はこれ全体がウインカーランプとしても光るのよね。素敵
それとバックランプがバンパー下にあるの。これはヤリスも同じみたい。
走り出して気付くのはその静かさ。
カローラの場合、停車中だと普通に聞こえる音楽が走り出すとロードノイズでなにも聞こえなくなりボリュームを上げないといけなくなる。そして信号で停車すると煩くなるのでボリュームを下げる。とても忙しいのである。無論ASLはMAXだ。
しかしアクアはそんなことがなく走行中も停車中もほぼ普通に聞くことができる。これはとても感動だ。
ハイブリッドカーというものは、だいたいならエンジン稼働中はエンジンノイズがあり、EVモードになるとそのノイズがなくなり静かになるものだ。だがこのアクアはエンジン稼働中とEV走行中との差がほぼないと言ってよい。これはカローラと違いタコメーターがパワーメーターとなっているので唯一の情報源が小さな緑色のEVマークのみなのだけれど、アクアはEVモードでもなにかこう賑やかさがある。さっきと矛盾するようだが車内は静かなのかそうではないのか、何度も神経を集中させてみたが結局返却するまでその謎は判然としなかった。不思議だ。
それと車内の音といえば、駆動用電池冷却用吸入口が後部座席の下にあるのだけれど、これがどうにも音が大きい。ファンの回る音だ。停車中など後部座席側がすごく気になる。カローラでは聞いたことない。バイポーラ式のバッテリーは熱を持つのだろうか。。
中へ移ろう。
まずシートに座ってするポジション確認だがこれは驚きの電動だ。
座面の高さは手動ではガッコガッコとやるのは大変なので電動のありがたみは分かる。
だが背もたれや座面を前後されるのは手動のが1歩上だろう。なにせ眠くなったらバッタンと背もたれを倒したい。それがどうだろう電動ではウィーンとなりそれ自体が眠気を誘う。
次にヘッドアップディスプレイだ。
日中だと視点移動が少ない!便利!なのだが、慣れないうちは夜の右左折時に不意に視界の角にこの光が入るとビクッとしてしまう。何度もあった。
次はステアリング
このハンドル、上半分と下半分で作りがちょっと違う。
下半分は内周がプラで作られている。これは触っていると新鮮な感覚だった。
控え目だがサムグリップ的な膨らみもある。
しかしステアリングのスイッチだがこれはカローラのものと比べるとよく触る部分には親指がさっと伸ばせば届くようになっているがアクアのはちょっと手をずらさないと届かないところがある。
そしてシフトまわり
シフトはプリウスと同じみたいだ。
アクアはオートパーキングブレーキがついていないのでPボタンを押したら足踏み式のものを踏みこむことになる。
そしてシフト左の特筆すべきボタンは1番上の、アドバンストパークといわれる自動で駐車位置を見つけるとボタン押すだけでフルオートに駐車してくれるシステムだ!切り返しまでするしすごいの一言。ただし白線が薄かったら駐車してくれないし、条件が悪いとなんでもない横列駐車を急に縦列駐車したりする可愛い機能がある。
シフトの上のボタン類はディスプレイ用のだけれどエアコン操作がいちいちモニターに出さないと細かな設定ができないのはちょっと不便。常にオートな人にはなにもないんだけどね。
でも最近のどの車にも言えるが360度死角がないのは嬉しい限り。間違いなく安心だ。
そしてハイブリッドカーに乗る人誰もが気になるであろう燃費だが、それを確認する瞬間燃費計がある。これがなんとも動きが渋い。
カローラではころころとその表示が変わるが(決して正しい表示とは限らないが)、ことアクアでは長距離を走ろうがどうだろうが26.3km/Lぐらいから±0.1しか変動がない。
どういうことなのだろう。
しかし350km走行して、ガソリンを2000円分の12リッター入れた。単純計算でリッター29kmは走っていることになる。
ハイブリッド専用のアクアなのでもっと燃費表示マシマシでもいいような気がする。
それとドライブモードなのだが、eco・無印(ノーマル)・pwr+と3つのモードが用意してある。
ことカローラに比べるとecoとノーマルの違いは薄い。たぶんエアコンの制御はecoくしてあるのだろうが、モーターの制御はノーマルに限りなく等しく違いは分からなかった。
pwr+はモーターの立ち上がりが鋭くなっており、アクセルoffでガッツリエンブレが効く「快感ペダル」が楽しい。日産ほどには仕上げていないが極めると運転が上手になった気がするんでないかな??
今度はメーターについてだが、クルーズコントロールの画面がある。
この画面には自車も表示されるが普通は上半分しか映らないのが、アクアではブレーキランプ辺りまで表示されかつそれが点灯するのだ!細かいので驚きだ。プチ感動を覚えた。
最後に、気に入ったのはマップランプだ。
逆プラミッド状に光りなんともカッコいいのだ、しかし注目して欲しいのは写真上の白矢印の部分。
夜になると分かるのだが常に青く光っておるのだ。なんなのだとおもっておったら、なんとセンターコンソールの小物入れを淡く照らしているではないか。ダウンライトというヤツらしいが幻想的で素敵な計らいだと感じた。
さて新型アクア。良い車だった。通勤も長距離移動もそつなくこなしてくれる心強いパートナーとなる車だった。
どんどん最新技術が導入されていき、どんどん取り残されそうになる中。こうやって新しいものに触れさせてもらうのは実に嬉しい限り。
🚗💨💨
↓いっぱい撮ったその他のアクア写真は関連URLから↓
Posted at 2022/08/07 14:14:07 | |
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