
Openport2.0のコネクタはPCに接続するとLEDが七色に光る。
コネクタだけBP号のコネクタに挿入しても光るから、電源はどっちからでも
取れるみたい。
で、さっぱりまとまりなく書いてますが
Ecuflashで読み込んだ我がBP号のECUデータを編集してみた。
アプリケーション起動してOpen ROMを選択
開きたいROMimageを選んでやると、編集可能になります。
表示された画面左側のウィンドウから編集したいtableを選んで
チェックボックスをクリック
そうすると、エクセルのシートよろしくテーブルの値の一覧が開きます。
変更したい値のセルをクリックすると、そこがグレーになり
1%ずつの変更をするならAlt+]もしくは[キーを押すとその部分の値が
変る。
セルを選択して=を入力すると別のウィンドウが開き、直接数値を入力できる。
今回編集してみたのが、Intelligentモードのrequested torqueの部分。
アクセル開度(正確にはアクセルペダルの角度)が横軸で、エンジン回転数が縦軸。
設定できるセルは22×20の440個ある。
えぇ~!なんて多いんだ。
で、初めて知ったのがその設定。
Intelligentでは最大でSport-sharpの半分くらいしか要求トルクがない。
Sport-sharpではベタ踏みで最大375のrequested torqueなのに対して
Intelligentだとどう頑張っても200。そりゃ燃費がいいわけだ。
でも、そのおかげで中低速域でのかったるさは天下一品。天井の値はいいとして
そこに至るまでがでこぼこしてたので、これをキレイに整えた。
正確にはアクセル踏み込み45%での値を2000~4000rpm部分で少し持ち上げて
傾斜をなだらかにしてみました。
そしてもう一つ、スピードリミット設定の変更。
この部分のリミッターは全部で7つの設定項目がある。スピードリミット(燃料カット)
する速度にその復元値、復元時のブースト圧、もう一つ別に燃料カット設定、これと
ペアになっている燃料カット復元の速度設定、そしてSIドライブの3モードでのそれぞれの
設定。
これらの数字を任意で変更して編集したROMを保存。そのままPCを持ち出して
車と接続します。
OpenportをPCに接続して認識させて、車と接続。そしてイグニッションをACCに。
Ecuflashを起動してさっき編集したROMを開く。
ちなみに、後期型のCANモデルだと助手席足元のテスト用コネクタを接続する
必要はありません。
この状態で、Write ROMコマンドを選択すると「イグニッションをONにしてね」
というメッセージが出てくるのでここでイグニッションON
すると、編集したROMイメージをECUに書き込む作業開始。
成功したら、車のイグニッションはOFFにします。さて、実証試験開始。
インテリジェントモードの要求トルク変更はうまくいき、おかげで街乗りだと
燃費は悪くなったかも(^^ゞ
少し数値を持ち上げてやっただけだけど、だいぶしっかり走れるようになった。
そしてスピードリミットの変更
実際にテストしてみたら…変ってなかった。
BHのリミッターは、設定の速度になるといきなり燃料カットするのでガクン!と
減速したけど、BPでは設定速度で見事に加速しなくなる。
おかげで大変安心できるリミッターだったけど、今回の設定ではBHのときと同じ
効き方。
燃料カットされて、がっくんと効いた。
…うーん、これは何故なのか
ここまで体を張ったのに(^_^;)
というわけで、物語は続く
Posted at 2009/05/17 00:52:15 | |
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