つのきちのブログ一覧

あれこれやってやっと車検取得ができるようになったサンバー。

車検では車中泊仕様のテーブルが開口部規定にかかるってことで取り外した他は問題無く通過。

ついでに自動車整備振興会でETCのセットアップも。

これでオーナーさんも安心して乗って帰れるでしょう。

でも、引き渡しはまだまだ…。

オーダーしたバックゲートダンパーがバックオーダーでまだ入荷してないのです…。

このままですと開けた途端にリアゲートに喰われてしまいます。

六月中旬までには入荷するそうですが…。

困ったもんです。

ここのところ、フレームが腐ってたり、電動パワステからいきなりグリス漏れて交換したりでオタオタしながら直したが、終わったと思ったら、まだあった。

これにはガックシ…。

エアバックのスパイラルケーブル破損、シートベルト警告灯未点灯。

古いカーナビをオーディオ代わりに取り付けて、車速信号確認のためエンジンを起動させたら、なんかおかしい？？？

そうです、エアバック警告灯付いたまま、シートベルト警告灯？？？確かついてたよな？？？

あれ？？

となってステアリングホイールから、全てバラすことになりました。

メーターにアクセスするには、サンバー（T＃シリーズ）にお乗りの方は知っての通り、ステアリングコラムブラケットごと外さないとメーター取れません…。

これ、非常にめんどくさい。やりたくない。

道具用意して作業開始。

ってか、この車、メーターのバルブ1回も交換してないの？？

って状態。メーター周りすらバラした形跡がない！！
クラッチやらなんやら本当に交換したのか？？状態・・・。

結局メータの電球全交換してもダメで、手持ちのシートベルトアンカーを付けて点灯確認。（オリジナルはバネがヘタって使い物になりません）

もちろん点灯、

ナビの車速信号をやり替える必要がありますが、何とかなるでしょう。
やっと先がみえてきました。

いろいろ手を入れているサンバー。

車内の車中泊スペースの電装品関係は織り込み済みだったが、車外コンセントから車中引き込み部分がなんとオス！

コンセントじゃねーのか！

このままじゃあ感電するがな！
しかも素人工事で接続もいい加減。

と慌てて走ってホームセンターで購入＆自宅のデッドストック品のコンセントを二箇所に増設して、不必要なものは片っ端からドサっと捨て、配線もやり直して、安全のためブレーカーも設置。

弱電系はタコ足配線＆グチャグチャに配線してある代物なんで、整理整頓。

ソーラーパワーコントローラーからは、出力が弱い→使えない！とわかったので、予算の関係からメイン＆サブバッテリーに充電できる機能付きアイソレーター増設は見送り…。

サブバッテリーから直接取る形に変更。

DC-ACコンバータ2000Wはバッテリー直だと待機電力でなんやかんやと電力を使うため、途中にスイッチ増設しました。

これでバッテリー消費もメリハリがつくでしょう。(5.5sqの線を採用)

で、この辺りでいきなり電動パワステがパンクして、溶けたグリスが漏れだした。
当然、リビルド品を探すが電動パワステはリビルド品がないらしい…。
程度の良い中古品を装着。
サンバーはアプライドが違うと装着できない場合があるので、品番を執拗に確認。
基盤交換はしたくないからなー。

で交換しました。

バンパー装着する前にステアリングラック真ん中の部分のブーツとブッシュの交換をしたら、車体は完成。

車中泊スペースは早く仕上げないとな……。

ここまで腐り果て、車検は無理！
となったサンバー。
でも、見捨てはしません。


クロスメンバー部分の接合板金パーツがまだ出るのがわかったため、オーダーすると共に、2.3t×75×45（本来なら1.6tですが見つからず）の切り売り鋼材を購入。


シャシーからやっとこさ切り取った腐り果てたフレーム。

サビサビもいいところ。ボディマウントを取り外します。

ある程度はサンダーで削り、ギリギリからはベルトサンダーで…。

小一時間で取りました。

ここでの鋼材を切り出し、余裕を見ます。

で、切り口がガタガタだったので、丁寧にまっすぐになるように直して、溶接しやすくしました。






ややこしい部分は撮影してませんが、出来上がりを！







我ながら綺麗！





これなら、車検も大丈夫






新車の工作具合より遥かに綺麗な溶接が仕上がりました。

ちなみにMiG溶接です。

内部にはノックスドール700を吹き付け、外部はノックスドールを吹いたあと乾燥してからシャシーブラックを吹き付けてあります。
サビは大丈夫！……かな？

では、クラッチ編に





取り外したクラッチワイヤー…。

良く前のオーナーさん乗ってたよな。

強化クラッチどころかトリプルプレート、油圧シリンダー無しのクラッチペダルの重さに泣がはいり、切れかかり。

今回はフロントデフからもオイル漏れ。
追加で前後デフオイルシール、クランクリアオイルシール、トランスファーオイルシール、デフフランジコンパニオンオイルシール、デフカバーオイルシールパッキン
と、全部を交換。タイミングベルト交換と合わせて変えられる部分のオイルシールは全部交換しました！

今回はクラッチワイヤーも交換しましたが、嘘みたいに軽くなりました。




こちらは交換したクラッチ。すり減り、摩耗限界寸前。

この際なのでレリーズフォークの部分も分解し、グリスアップ。

しばらくは安心して乗れますね。

で、２４検も済んだのですが、後部の車中泊スペースのソーラーバッテリーコントローラー。

ソーラーからの電源がないと、夜にはあまり稼働出来るだけの電力供給が無いのが判明。

説明書がないので、最大出力がわからない、設定はピクリとも変わらないので、調べてみて、30Aくらいに対応したコントローラーにしようかな？

外部電源は内部もオス！
ちょっと手を加え、内部に外部電源AC100のコンセントを室内とサブバッテリー部分に２個を新規設置、バッテリー充電器を併用しながら家庭用電化製品も使えるように改良します。

これは後日ですが。
オーディオが鳴らない！ユニット交換して、どうなるか、配線やり直した方がはやいかな？

ETCも取り付けなきゃ…。

フォグ付きバンパーにするための下準備も…。

出来上がりましたらまた、ブログアップしますね。

まだ出てきそうで怖い…。

整備手帳にあげるより、知り合いの車のため、ブログで!

もちろん許可は頂いてます！

先日、ブログにものせたクラッチ交換決定！のサンバー

またもやトラブルが…。
最初のお預かり中の作業予定は、
タイミングベルト交換にとロッカーカバーパッキンの交換。
車中泊仕様の定員２名仕様なのでソーラーパネルの配線（発電しているか？）
等の確認と、車中泊用のサブバッテリー搭載。
おまけで配線再度引き直しとETC本体取付（我が家のサンバーが以前に装着していたもの（一応、2022年問題はクリアしている新スプリアスモデル））＆ETCセットアップ。
でした。

通常の車検整備は懇意にしていただいている整備工場さんにお願い。
（ここの社長さんの口癖は「自分でできるならやれ！時間がなかったり、出来ないときはやる！」ってお方ですが、最近腰を痛めてまだまだリハビリ中なので重整備をお願いするのは気が引けます。よほどの故障でなければ。余裕があるなら完治した時に持ち込みます！）



本業の年度末業務が終わって、部品もほぼ全部が届いてぼちぼちタイミングベルト交換の準備をしようとラジエターからクーラント抜かなきゃと見て、びっくりして、しようとしていた作業手順すら忘れた…。


写真はフロント右タイヤ部分から、前方向を撮影。

フレーム運転席下の部分がサビで腐ってる…。
（まぁ、この車種では、このあたりは定番のトラブルではあるのですが）

このまま放置では、ほぼ車検は通りません。

解体屋から必要な部分のフレームをぶった斬りにして、綺麗にして交換溶接か？
フレームASSY新品は無いしなぁ。

うーむ。

フロントクロスメンバーのパイプと繋がる場所も腐ってて、ここは台形なんで加工すると、工賃と材料費がめちゃくちゃ高くつく。
加工する時間ももったいない！

オーナーさんと相談。
３つの方策を。

１・フレーム廃車体からぶった切って、必要となる部分は必要最低限作成して流用する。
２・サビサビ部分を徹底的に除去をして、先に内部に防錆処理を行い。当て板＆溶接処理。
３・鋼角（75×45t1.6かt2.4)材を使って新規交換＋当て板＆先端部分を加工して作成。

で検討することに


横からみたら…。

これ、ひょっとしてボディマウント部分まで行ってるんではないかい？？？？



下から見たら。クロ確定･･･。

うーん…、どうすっかいなぁ…。

自宅でパーツリスト展開図とにらめっこ。

ん？？？？？！
こ、これで行けるんじゃないの？？？

さすが赤帽車多数現役だけある！！
フレームASSYは生産停止と同時に供給停止になりましたが、板金部品は出るのね！！！

サイドメンバーとフレーム結合部分のパーツは在庫あるらしい。
ではフレーム部分の角鋼材の部分をどうにかすりゃいける！！！！

という訳で、日を改めてバンパー外して本当にできるか確認！


ふむ。写真のほかの部分も確認してなんとか行ける、出来る！と再確認。

しかし、パーツリストの展開図では、イマイチどこまでが使える（ここに適合する部品なのか）の？と判断に困る。

こりゃあＤの本社サービス部に直電して確認しないとな。

購入したはいいけど、余計な部品じゃぁ困るんだよね。
出費は最大限に抑えたい！