
今は、とある会社の支払業務の事務が適切かと言う仕事をしています。
具体的には事務フロー(事務の流れ)なのですが、いやぁ、いくら調査しても落とし所がない。
今まで、マニュアルと実作業を比較していましたが、お客さんもマニュアルが正しいのか現場が正しいのかわからないし、前任者は困りすぎて脱走と言ういわくつきのお仕事。(笑)
そして、監督省庁に「ちゃんと事務やっていると言う報告をせい

」って怒られ続けている。
困ったmayuMINICooperSさんは、ついうっかり、「失敗学に基づく、事務のフローの潜在リスクの有無を検証しましょう!」とか言ってしまった。
困った困った。マニュアルと実作業の比較に意味が無いので、新しい評価指標と比較しようと思ったケド、全然ダメ。
だってぇ、ポカミスほど防げないし、ミスを防ぐ特効薬は無いんだもん。
ま「事務に問題があるなら、もっと事務事故が起きていると思います。」
鬼監督「じゃぁ、なんでこんなに不払いとか、未払いとか、過払いとか、誤払いがあるんだよ

」
クリスマスの頃から、色んな本を読みました。
事務の失敗学の本、人間がミスをする仕組みを研究している心理学の本、人間のミスを防ぐ装置設計の本、、、、。
そして、私は悟りました。
多くの人が事務を軽く見すぎなのではないか?
事務って、女子の仕事でしょ?とか、派遣さんの仕事だと思っているでしょ?
事務の受難は、滅多に人命を脅かさないところだと思う。
原子力プラントとか化学プラントは、ちょっとのミスで重大事故だと思うから真剣に対策を打つけど、事務はきっとどこか軽く見られている。
でもね、顧客の希望が、早く正しくお金が支払われることだとしたら、支払事務って、顧客の要求の100%を担当する花形部署なのでは?
顧客満足度は支払事務次第ですよ。
ちょっと間違っただけで、会社の信用ガタ落ちだし。
もっと、事務のプロが居てもいいのだ!
私が大学生の時、クロネコさんで事務のバイトした時、10年位前のことですが、大企業に定年まで勤めたと言う怖い事務のプロのおばちゃんが居て、バシバシしごかれたものです。
「一度聞いたことは二度聞かない。メモ取りなさい。覚えなさい。」って怒られたものです。
今は、ちょっとトレンドが違うかな?
二度聞いても、私は怒らないと思う。一度目に教えた事を忘れて、曖昧なまま作業してミスして大騒ぎになるくらいなら、もう一回確認も兼ねて聞いてくれた方がマシ。
戦略的対応と言う。
世の中の奥様方も戦略的対応をした方がいいと思う。
ダンナさんが趣味のものを買う⇒( `ロ´)≪ガミガミガミガミ(_ _。)・・・シュン⇒ダンナさんが内緒で買うようになる⇒奥さんに秘密にできると学習⇒魔が差して浮気
って事になっちゃう前に、秘密を作らないようにガミガミを抑えた方がイイと思う。
話が脱線しすぎましたね。(笑)
えっと、事務ね。
会社の心臓とも言うべき支払業務の事務ミスとか事務事故を防ぐ対策を打つのは経営戦略だ!
そこで、mayuMINICooperSさんは、これってさー、トヨタ生産方式じゃない??
カイゼンの精神でしょ?って思ったのです。
起こったミスや事故を分析して、対策をして、対策が成功したか経過観察して、さらに改良する。
その仕組みを支払業務でも作るべきだな。
製造業って素晴らしい。やはり、日本の美しいもの作りには敬意を表します!!
失敗学のために原子力の本を読んだり、トヨタ生産方式の本とか、事務からどんどん遠ざかっている気がするけど、考え方は間違っていないと思う。
Posted at 2010/01/06 23:21:09 | |
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