2025年06月19日
じいちゃんばあちゃんの生まれ故郷に行く。
確固たる意志で決定した新潟行き。
そうだ。新潟行くならひいばあちゃんの墓参りも行けるじゃないか!
この曾祖母、自分が小学校に上がる前にしばらく家に居た事があった。
当時の女性としては170cm近くと大柄な上に、昔の出来事で片目を失明していて黒目が白くなってしまっていた。
イメージは魔女そのもの。突然家に魔女が現れた自分は怖くて近寄れなかった。
記憶にないのだが、ある日俺が親に「ひいばあちゃんにオヤツ持っていってあげて」と袋を渡されたのだが、怖がって部屋に投げ込んで逃げ帰って来てしまったらしい。
今思うと恥ずかしいやら申し訳ないやらで叫びながらゴロゴロと転がりたくなる。
そんな曾祖母はある日突然居なくなった。
新潟に帰ったのだ。
体力が残ってる間に新潟に帰り曾祖父と一緒の墓に入りたい、と。
後で知ったのだが、曾祖母は療養と介護を受ける為に家にいたそうだ。(俺のお袋が看護師だった為)
そして、新潟に戻り1年持たずに旅立った。
よくよく考えれば一度も墓参りをした事がない。
せっかく行くなら墓参りしないと。
でも、墓の位置が分からない。
なのでお袋の従兄弟さんに連絡がつくのを期待したのだが。
「駄目だね…」
ある日お袋と一緒に新潟に電話をしたのだが、無慈悲にも番号が使われていないアナウンスが。
「固定電話切っちゃったとかないかな?」
「ああ、あるかも」
言い聞かせるようにして、無理やり納得させる。
それならばとわかる住所に手紙を出したが。
「返って来ちゃった…」
此方も無慈悲な「宛て先がありません」の押印をされた封筒が返って来た。
年月が経っているから住所が何か変わっているのかもと思い、色々調べる。
ビンゴ
なんとか辿り着いて確認した住所は枝番等増えていた。
再度その住所に手紙を発送したが、結果は一緒だった。
「……」
「……」
封筒を手にし沈黙する俺とお袋。
「きっと街に降りちゃったんだよ。すごい山の上の方だったから…」
お袋が自らに言い聞かせるように呟く。
さて、初っ端から頓挫するのか?この計画は?
いや、
それでも…
何とかしたい。新潟には行きたい。
そんな不安を会社の先輩や中の良いバイトさんに話した。
この2人、直感やら霊感と言われる類が鋭い人達で。
更にバイトさんは自分で法律系の事務所を立ち上げる為の繋ぎでウチの会社にバイトに来ていた。
以前、法律家として修行中に人捜しもやっていたと聞いたので相談したのだ。
「なるほどですね…」
バイトさん、しばらく考え込んでから紙に色々書き出してくれた。
「最悪、現地まで行ければこの手続き踏めば住所を教えてもらえると思いますよ。」
有り難くその紙を受け取る。
「あと、これは僕の直感なんですが…」
いつになく真面目な表情で彼が続ける、
「多分、何とかなる気がします。僕は。」
そう言ってにこやかに笑ってくれた。
それだけでも少し軽くなった。
その後、似たやり取りを職場の先輩とした。
その際も
「じゃがさんがやらなきゃいけない、行かなきゃいけないと思うなら、それは行かなきゃならない案件だと思いますよ。」
バイトさんと同じような言葉が紡がれる。
「行ったらなんとかなる気がします。頑張って下さい。」
…
さて、直感二人組のお墨付きをいただいた。
行ってみるしかないなぁ、これ。
と、すれば足の準備か。
スマホでヤフオクを開きはじめた。
ー続くー
※タイトルを訪問記に変更しました。
Posted at 2025/06/19 08:41:14 | |
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2025年06月15日
超が着くほどお久しぶりです。
何とか生きております。
久しぶりに書く気が起きたので現れました。
近況を過剰書きしますと…
とうとう検査員になりました! 仕事多忙です!
アルト、去年の夏にお袋が事故を起こし廃車となりました!
(人体にはダメージ無し)
代わりにセルボ君が来ました!半分俺の玩具です!
親父、統合失調症発症して危うく人様に迷惑かけるとこでした!
こんな感じです。
最後のは軽く書きましたが、身内が統合失調症になるって大変なんだなと実感する日々でございます…
さて、久しぶりに書く気分になりましたのでちょっと長く旅行記を書こうかと思います。(皆様の反応次第では打ち切りもあり得ますが(笑))
因みに今回の旅行記、ノンフィクションですがいわゆるオカルト的要素が入ります。
恐怖体験というワケではございませんが、そういうのが余り好きではないという方は御了承下さい。
それでは幕を開けさせていただきます。
「Rじゃが 新潟来訪記」 零幕 プロローグ
「なあ、お袋。まだ新潟で連絡取れる親戚って居るの?」
一昨年の今頃。夕食後にテレビを観ていた自分が発した言葉。その言葉に驚きながらもお袋が答えてくれる。
「多分、大丈夫だと思うけど… 一体どうしたの?」
「いや、なんか、行かなきゃいけない、気がするんだよ。」
たまたまテレビで新潟の事をやっていて、それをきっかけに相談したのだ。
母親方の祖父母が新潟の出だった。前から祖父母の生まれ故郷を一度見たいなとは思っていたのだが、ここ数年は(行かなきゃならない)という気持ちが常にあった。
「私の従兄弟にあたる人がいるはずだから、その人と連絡とれれば…」
お袋が自分の鞄の中から小さな手帳を取り出し、ページをめくっていく。
「あった。」
そこには新潟県の住所と電話番号が。
「もう遅いから近日中に電話してみるけど、もし行くなら私も一緒の方が良いわよね?」
一瞬違和感を感じた。何故ならお袋はまず遠出の旅行には同行しないのである。幾つか理由はあるのだがあえて語ることでもないので省かせていただこう。
そんなお袋が即決の勢いで同行を申し出てきた。
(やっぱり何か行かなきゃならん事があるんだろうな…)
「ちなみに行くとすればすぐじゃないでしょ?」
言われてカレンダーを手に取る。しかし、何故か迷いなく日付を確定させる。
「休みが取れれば10月の6.7日で行く。」
仕事の流れ等も勿論考慮しながらだったのだが、(この日以外は無い…!)と自分でもわけがわからないレベルでこの日程を確定させた。
この日付が選ばれた日付だった事を当日知る事になるのだが。
〘続く〙
Posted at 2025/06/15 12:25:06 | |
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2023年01月06日
免状出たぞい!
晴れて2級整備士になりました!
あ、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!


Posted at 2023/01/06 11:38:21 | |
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2022年12月31日
どもども。
まさかの運輸支局側のミスでまだ2級整備士免状が降りていないRじゃがでございます。
気付けば1年終わりますね。
来年は皆さんと遊べたらいいなぁ…
それでは皆さん、良いお年を!
Posted at 2022/12/31 18:42:59 | |
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2022年12月08日
以前から加納君ともう一人の友人と話していた事。
「雪の温泉行きてぇな。」
何故か勢いがついて、来月13日、一泊で福島は裏磐梯にお邪魔する事がほぼ確定しました。(宿は取ったので、後は自分が指定休取れるかどうか。)
福島のみん友さんでもしお会いできる方がいらっしゃいましたら、お声を掛けていただけると嬉しいです。
因みに車はアルトの予定です(笑)
Posted at 2022/12/08 18:36:47 | |
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