ATの変速ショックでハーネス交換対応してもらう以前の話。
なんとか自力で変速ショックを改善できないか色々模索している中、 ATF交換に伴うオイルパン清掃とストレーナー交換の作業をしている動画に出会いました。
https://m.youtube.com/watch?v=3va9hDL6fMA
九州のショップ、フルスペックカーメイクサムさんですね。
動画はBPレガシィですが、ストレーナー形状などBRレガシィと非常に似ています。
何故かこれを観て、オイルパン清掃を自分でやろうと思っちゃったわけです。
たぶん大抵の方は、業者に任せると思うんですが、やってくれる業者をさがすのも面倒で…
そしてやるからには、ストレーナーもできればきれいにしたい。
ただ問題なのは、動画にもある通り、ストレーナー単品での供給はありません。
そして、ストレーナーとバルブボディの接合部のOリングも、当然単品供給はありません。
非分解指定のバルブボディのアッセンブリーに全部付いてくる、という仕様です。
海外はどうなのかと思いましたが、ロシアのサイトでも「かわりのストレーナーが見つからないから、灯油で洗って戻せば大丈夫だよ」的な記事が見つかりました。
(自動和訳でざっと読み流しただけですが)
そんな中、「5EAT」「transmission」などのワードで、なんとか使えそうなものを探し出しました。
https://www.ebay.com/itm/Aftermarket-69710U-Transmission-Filter-Plastic-3-Bolts-5EAT-07-18-/113884811975
品番「69710U」を振られた、謎のストレーナー。
ebayならいくらか信頼できるだろうかと思い、とりあえず2個注文。
送料込みで、65.84ドル(多分その頃の1ドル=108円くらい)でした。
2020年の3/13に発注して、3/27には届いていたと思います。
(最終的に、ヤマトで届いたような気がします)
あとはこのストレーナーの寸法をもとに、使えそうなOリングを発注するわけですが、結局バラさないと実際に使われているサイズが分からない。
ただ、オイルパンを開けてから発注しては、届くまで車に乗れない…
で、結局モノタロウさんで、内径26mm、25mmあたりの耐油耐熱のOリングを4種類くらい購入して、その中から使うことにしました。
結論から言うと、「4DS26」というものが一番外したOリングのサイズに近かったです。
耐久性を含めて使用報告が全くないですし、日本では完全な人柱状態ですから、とても他人におすすめできるものではありません。
ただ、8月に装着し、9月のハーネス交換とATF交換を経て約半年、今のところは問題なく動作しているようです。
「こんな例もあるのね」ぐらいに思ってもらえれば幸いです。
ストレーナーはともかく、オイルパンに関しては10年10万キロ程度走っていれば、少なからず鉄粉などの沈殿物は溜まっていると思うので、 ATの寿命を伸ばす目的でオイルパン清掃をやっても良いのではと思います。
(あるいは、もう少し早くケアできていたら、もしかしたら自分も変速ショックを予防できたのでしょうか?)
ただ、ガスケットの処理が面倒ですけどね…
Posted at 2021/02/08 22:44:47 | |
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