
さて、経緯は前の記事で書いたとおりです。
今回のルートをおさらいします。
今回は下道で人吉まで行こうというのがコンセプト。
熊本市からR218を使い、美里町霊台橋付近からR445へ入ります。
入ってほどなく、後悔します。
R445は山道を切り開く1車線国道でした。
前を木材運搬のトラックが走り、ディーゼル排気で山の空気も味わえません。
途中に何箇所か開けた2車線になります。
そこで道を譲ってもらって、二本杉展望台へ到着。
はるか遠くに熊本市街を望めますが、あいにくの天気で霞かかっていたためあまり眺めはよくありませんでした。
再び先へ進みます。
ここから先は下りになっていて割と整備された2車線になります。
ひたすら下っていきます。
途中工事があって巻き上げた土ぼこりで汚れる。
コンチクショウ。
時間があったので途中にある五家荘平家の里へ行くことにしました。
そしてまた激しく後悔します。
再び落石まみれの1車線県道159を走ります。
意外と車が通るので離合が苦手な方は注意です。
本当にこの道であってるのか?
と疑いはじめるまで走ったら到着します。
壇ノ浦の合戦に負けた平家の一門が逃げ延びた場所です。
いつも通り実況記事をあげようと思いましたが、思いっきり圏外。
さすが人里離れた山奥の隠れ里。
ものすごいリアリティを感じつつ30分ほど散策して再出発。
R445をひたすら下り、道の駅子守唄の里で休憩。
戦利品として五木村限定酒「山ほたる」をGET。
6093/8188本目だそうです。
Q'sの忘年会に持って行きますのでみんなで飲みましょう。
ただし、私も飲んだことがないので味は保証外です。
だいぶ時間が迫ってきたので先を急ぎます。
川辺川沿いを下りながら、どの辺りにダム造ろうとしてるんだっけと思いつつ走りに走り。
ようやく人吉市に入ったのは15:00頃。
人吉に来たのは青井阿蘇神社を参拝するためでした。
境内全体が国宝に定められています。
名前からもわかりますが、阿蘇郡一ノ宮町にある阿蘇神社から人吉に招かれた神社です。
主祭神の健磐龍命は阿蘇山一体を開拓したといわれる開拓の神様です。
人吉の開拓を願って招かれた、と社務所でお話をしていただきました。
参拝が終わり、時間は16時ちょっと前です。
どうしようかと地図を見ていると王宮神社という神社を発見。
行ってみることにしました。
出張で使い慣れたR219を市房山方面へ走り、程なく到着。
小さな神社でしたが、楼門が見事でした。
他のものより低めですが、年季が入って重厚な造り。
室町様式とのことです。建築の歴史はようわからんのですが。。。
主祭神は神武天皇のようでした。
時刻は16:30になり
人吉まできたら温泉だろうと、再び地図を見る。
湯前温泉が近いな、と県33を走り、どこで間違ったのかR388へ入る。
市房山に登る国道です。
予定変更して市房ダムでも見ようとそのまま登っていくノープランぶりはいつものこと。
ループ橋を渡って市房ダムへ到着。
国道脇に車を放置してダムの上を歩く不審者一名。
道行く車から「ダムマニアがいる」的な視線を浴びながらダムの上を往復。
特に建設時の苦労や沈んだ村の有無などの解説もなく不完全燃焼で再びR388を上ります。
ダム湖を過ぎた辺りにある湯山温泉へ到着。
適当に走っていると元湯という温泉を発見し、旅の疲れを癒す。
露天に入っていると、背中に模様のあるニーチャンが入ってきました。
1分くらいがんばったあげく、そそくさと逃げ出す。
ヘタレです。
いい加減この先に進んでもキリがないので復路につきます。
帰り道に宮原観音堂へ寄り道して、薄暗いなかお堂でお参り。
プチ肝試しでちょっと怖かったです。
この後は特に寄り道せずに帰途。
R219から通勤割引を使って高速で熊本市まで帰りました。
では、画像関係はフォトギャラにて。
今日の反省:400番台国道は気をつけよう。
Posted at 2009/09/22 21:34:05 | |
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