メーターパネルの映り込み対策
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
チンクオーナーならば一度は気になると思われるのが、メータパネルの映り込み。
特に中心部にあるインフォメーションディスプレイは天気がいいとかなり見にくくなります。
原因はステアリングのコラムカバーが白いためで、そこに直射日光が反射してメーターのアウターレンズに映り込んでしまうのです。写真ではそれほどでもありませんが、日差しが強い時はまさにホワイトアウト状態になります。
本来コラムカバーはインパネのアッパー部分と同じく、反射による視認性の悪化に直結するのでインテリアデザインのセオリーとして明るい色にしてはいけない部品の一つなのですが、チンクの場合はこのタブーを敢えて破りデザイン優先にしたようです(^^;)
確かにデザインは素晴らしくいいですし、反射しても走行していれば光の入り方も刻々と変化しますので、全く見えなくなることも実はあまり多くはありませんから我慢できなくはないです。
しかし、一度気になってしまったものは仕方がありません。対策を施す事にします(笑)
2
まず、対策を施すにあたって要件となるポイントは二点あります。
・簡単に剥がせて元に戻せる事(糊による貼付はNG)
・炎天下にも負けない耐熱性
一つ目の要件については、撮影サンプルとしてチンクを使う事もあるので、簡単にノーマル状態へ復帰できるようにしたいという私固有の理由からです。
二つ目の要件は言うまでもなく熱でデロデロに溶けてしまうようなものは使えません。コラムカバーの中身はステアリングシャフトという重要機能部品が通っています。万一でも溶け出したものが固着して操舵機能に重大な悪影響を及ぼすわけにはいかないからです。
上記の要件を最低限クリアできるものを探します。
カー用品店などでは携帯などをインパネのアッパー部分に落下させずに置くための滑り止めシリコンシートが販売されています。
これらの多くは、シリコンの持つ摩擦特性を利用するため粘着材を使わずにインパネに安定的に貼付ける事ができるようになっています。
そもそも内装用として開発されたものですので、炎天下での耐熱性なども考慮されていますから、二つの要件はクリアです。よって、このシリコンシートを応用する事にします。
私はたまたまこのシリコンシートにしましたが、これがベストとは限りません。複数のメーカーから様々な素材やサイズのモノが販売されていますので、興味のある方はご自身に合うものを吟味しましょう(^-^)/
3
実際の貼付け作業は至極簡単です。
写真のようにコラムカバーの上にシリコンシートを密着するように乗せるだけです。
ただし、位置決めだけはシビアに行いましょう。特にコラムカバーとステアリングのバックカバーの隙間にシリコンシートが挟まらない位置に貼付けます。ここに挟まると操舵機能に影響が出て大変危険だからです。
必要最低限のサイズで、あまり後付け感がなかったので私は無加工で貼付けていますが、デザイン的に拘りたい場合はもう少しサイズの大きいものでコラムカバーの外形線に沿ってカットしたものを貼付けると後付け感が緩和されるかもしれません。
4
効果の検証です。
センター部分のインフォメーションディスプレイの視認性向上が目的ですので、初めから回転計や速度計の映り込みは部分に対する効果は狙っていません。(元々さほど見にくくないので)
余談ですが、メーターパネル全体まで満遍なく映り込みを低減させるにはSPORT仕様やアバルト仕様に採用されている黒いコラムカバーと黒いステアリング本体に交換するしか方法がありません。
これらを入手するにはトータルで2ケタオーバー確実の出費になりますので、単にインフォメーションディスプレイの映り込みを低減したいというだけの目的ではコスパが悪すぎます。
というわけで、センター部分の映り込みだけを低減したいのなら効果はバッチリとありました。サイズも過不足なくピッタリです。
映り込みの仕方はシートポジションに大きく変わりますので、人によってはこのシートを貼っただけでは効果が薄いと感じる場合もあるかもしれません。
私の場合は運転姿勢で写真右側のように見えているので十分に満足しております。
ご参考になれば幸いでございます(^-^)b
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