
付けよう付けようと思いつつ、なかなか重い腰が上がらなかった各種計器を車に付けました。
12V カーバッテリーの電圧測定
144V IMAバッテリーの電圧測定
IMAバッテリーの燃料棒の温度測定
おまけで車内温度測定
これらの計器を愛車のZE1 インサイトに取り付けました!
各種情報が手に取るように分かるっていいですねー!
健康状態も分かるし、異常発生の前兆も分かるのでいいですよ~。
ちなみに上の画像は、強制充電地獄になった後に純正ゲージの半分辺りまで回復した所です。
12Vバッテリー > 14.16V
144Vバッテリー > 172.4V
車内温度 > 21.9℃
IMAバッテリー温度(センサー付けた燃料棒1本) > 28.3℃
以下は作業した時の記録です。
※長いですm(_ _)m
では、IMAバッテリー部開きましょう

ラゲッジルームのカーペットをめくって、IMAバッテリーの入ってる所を露出しましょう。
6個は星型でお馴染み?トルクスネジなので専用のドライバーが必要です。
なぜかマイ工具セットにビットが入ってたので助かりました。
でも工具セットの工具だと固すぎて緩まなかったので(T字の樹脂ハンドル部が外れたw
ビット交換できるドライバーの先だけT30に交換して、穴に別のドライバーを付けて回しました^^
他は普通のボルトなので、ラチェットでもりもり外していきます。
あ、ブレーカー落としましょう

このブレーカーを落としてそこのボルトも外しましょう。
ブレーカーを落とさないとボルトが外れない=バッテリーにアプローチできない
安全の為ですかね(まぁ直流 144V以上かかってますしねw
あ、遅ればせながら、この作業を自分でやる方は自己責任でお願いしますね。
個人が勝手にやらないように的な注意も書いてありますし、内部には高電圧がかかってます。
もしやる方は、細心の注意を払ってください。当方では一切責任は取れません。
おぺん

さぁご対面~。
右側にはECUが2個載っていて、その下にIMAバッテリーが入っています。
左側はコントロールユニットですかね?
真ん中のあたりのオレンジの線が繋がっているところで電圧を測定します。
IMA電圧測定部

一個上の画像の中心部。
IMAバッテリーの電圧測定を行う端子がこれですね。
ブレーカーを落としてるとはいえ、
電気が残ってる可能性があるので念の為テスタで測定してから作業に入ります。
DC144V・・・定格だし実際はもっと高いし・・・。
結構びくびくwひたすら慎重に作業しました。
接続完了

ボルトを緩めて、オレンジ線の赤には赤(+)黒には黒(-)を接続しました。
見てのとおり直近に、+にも-にもヒューズを入れてあります。
ヒューズは1A(電圧計測するだけだし十分過ぎるかと)を入れました。
ヒューズは必ず入れましょう。万が一ショートしたら燃えます。
金属部はもちろん樹脂部でも、配線が触れそうなところには
配線にビニールテープを重ね巻きしておきました。
もちろんその辺でぶらぶらさせておかないで、要所要所を固定。
開けたついでに温度計も

せっかくIMAバッテリー部を開けたので、
燃料棒(6セル入っているモジュール)の温度測定もできるようにしちゃいましょう。
温度測定センサーは燃料棒に直接付けたいので、このDCファンを外して取り付けます。
測定センサー取り付け

こんな感じにオレンジのIMAバッテリーモジュールの一本に
温度測定センサーをアルミテープで貼り付けました。
ちなみに、このユニットの中にオレンジのモジュール(7.2V)が20本入っているそうです。
1モジュール = 1.2Vのセルが6個 = 7.2V
7.2Vのモジュールが20本 = 144V
のようですね。
表示部はここに

本当は走行中にほとんど目線を動かさなくていい上部に付けたかったのですが、
レー探(レイたんw)と無線機の表示部(430、1200MHz)そしてカーナビ(普段は液晶外してる)
があって、いいところが無かった...。
ちなみに、左が12Vカーバッテリーで右がIMA 144Vバッテリーの表示です。
12Vの方はすでに設置済み(ドリンクホルダーに転がしてたw)
で、これは、バッテリーから直接引き込んだ配線で計測してます。
シガーの裏から取る手もありますが、配線が細い上いろんな機器に繋がっている
ので、正直掛かっている電圧が信用できないです(^^;
バッテリーから直接引き込んで(途中にリレー入れてACC連動)
個別スイッチ付き多連ソケットに繋がっています。
完成~

この画像は設置完了の後日通勤して帰りの会社駐車場で撮りました。
IMAリセット(ヒューズ抜き)を行った後です(^^;
実は出勤中にIMAアラートを発してしまったのです..orz
自宅出発してからずっと12Vバッテリーの電圧が12.01Vしかなく、
全くDC-DCコンバーターが働いていないようでした。
(この車はオルタは無く、デコデコで144Vから供給されるそうです。)
20分くらい走行後、IMAの補正で強制充電地獄になり
(出発時 155V→アシスト時 148Vな状態だった)
その後10分くらい走って信号で止まってて(アイドリングストップ中)
ふと見たらバッテリー警告灯が点いてた。(電圧は11V台)
信号変わる前に念の為のシフトを入れたけどエンジン起動せず(焦
すかさずキーをオフって再始動しました。
ハイブリッドモーターで始動しましたが、IMAアラートが。。。
しかも、アシスト・チャージ・アイドリングストップしないという状態に。。。
12Vバッテリーへの供給はアクセルオフ時のみ働いていました。
こんなこといままではなかったのでかなり心配でしたが、
心当たりは、IMAバッテリー電圧計の設置と12Vバッテリー電圧計の駆動電源の変更くらいでした。
IMAバッテリー電圧計は先駆者の方々のまねをさせていただいたので大丈夫なはず。
そうすると、12Vバッテリーの電圧計の駆動電源の方ですね。
DC 12V → AC 100V → DC 5Vだったのを、
DC 12V → DC5V(古い携帯の充電器流用)にしました。
で、
この充電器、正規の使い方(携帯充電)でもラジオが聞こえなくなるくらいのEMP(ではなくノイズ)
を発してたことを思い出し、従来のインバーター経由に戻しました。
新設のIMAバッテリー電圧計は元々インバーター経由で付けてました。
で、戻した後はIMAアラート出ることも無く、12Vバッテリーへの供給もされているようです。
※電圧が14Vあるのは、11V台まで下がった時に1日充電器を繋いでいたからですね。
とりあえず様子見しますー。
今回の設置作業にあたって、タイプCさんの整備手帳を参考にさせていただきました。
タイプCさん →
https://minkara.carview.co.jp/userid/521893/profile/