
2009年初めに納車されたエクシーガ。
今年1月に9年目、4度目の車検を通した。
この車との出会いは、家族も増えてきた2008年にひょんなことから応募した
スバル車購入資金プレゼントに見事に当選。
30万円分のクーポンと33万円の値引きを引き出し、新型車(エクシーガは2008年デビュー)とは思えない
63万円引きという好条件で購入できた車だった。
スバルと言えば
四駆!ターボ!っと最上位グレードの2.0GTを選び、ストラットタワーバーとガナドールのマフラーを後から装着した。
7人乗り多人数乗用車の中で箱型ミニバンとは次元の違うしっかりとした走りで、四国やら仙台やら道があればどこまでも行ったものだった。
雪山にも安心して行けると思っていたけど、結局一度もウインタースポーツには行く機会がなかった(笑)
9年間の走行距離はなんと
15万キロオーバー!(しかも複数台所有なのに)
そんなエクシーガだったけど、今年に入り電気系統を始め、ちょっとずつ不安が出てきた。
が、車検も通しちゃったしあと1年位は乗りたいと思っていたので、だましだまし乗っていた。
先日給油した帰り道、今年2度目となるある誤動作が発生。
完全に壊れると修理代が結構するし、通常10万キロで変える他の消耗品も何も変えてないから一度にやると相当の出費になるしいよいよ買い替え時かぁ。(
ガス満タンにしちゃったよ!)
そこで次期愛車を考える事に。
私の足、通勤用車になる予定なので、条件は
「仕事場の駐車場に置けること」に尽きる。
この仕事場の駐車場が曲者で昭和の立体駐車のカーゴサイズ、つまり5ナンバーサイズが指定されている。
実寸は幅が1790、高さは170cmほどあるのでエクシーガで目一杯な感じだったが、
周りを見渡すと強者だらけで、後輪が逆ハの字になっちゃうんじゃないかという感じで無理やり停めてる
CクラスAMG(しかも前輪は入らずカーゴからボンネットの半分以上がはみ出しているw)とか、自作した鉄板を敷いてそもそもカーゴの概念を取っ払って停めている
マスタングとか。
ちなみに
ボクスターが駐車出来ればそもそも車買わなくて済むのだが、残念ながら幅が1800あるので物理的に後輪が入らない。(鉄板を自作するスキルも無いし、逆ハの字にする勇気も無いw)
ということで候補車は以下。
今回は多人数乗りという条件は外した。車種がほとんど無くなっちゃうので。
1. インプレッサスポーツ
2. レヴォーグ
3. CX-3
4. ポロ
5. ミニクーパー5ドア
6. ノートe-power
まずはノートe-powerだが、ワンペダル走行やモーターの機敏なレスポンスなど一般道を走る足としてはかなり良いのだが、昨年買っているので同じクルマ2台もつまらないかと最初に候補から外した。
前回と同じ条件で売ってよって言えば楽な商談になりそうだったけどw
ポロは最近新型になって興味津々。また旧型をお得に買うのも良しだし、走りに関しても楽しそう。
内装のデザインが若干地味なのが気になる。
ミニクーパーは前から一度乗ってみたいと思っていた車。
オモチャみたいな遊び心があって楽しそう。
名前の通り小さい。
で、このドイツ車2車種は走りも楽しそうで期待出来そうだけど、いかんせん小さい。
荷物とか楽器とかちゃんと積めるだろうか?
それに走りに振った車はボクスターもあるし、一旦保留。
CX-3は以前一日試乗させてもらいディーゼルエンジンの力強さを堪能した。
燃費も良くデザインも格好良いし欲しい一台。
が、やはり後席、荷室が小さい。
最後にスバル車2台。
インプレッサは昨年フルモデルチェンジして大幅にグレードアップしてきた。
レヴォーグはエクシーガのターボから乗り換えるならこれしかないって感じ。
どちらもサイズはエクシーガと似たようなものだ。
レヴォーグは最低グレードでも300万を超え、STIスポーツだと450万程度になってしまい、足としては高額。
という事で
インプレッサに的を絞り、まだ乗っていなかった1.6リッター、FFモデルに試乗した。
まず最初にぶっちゃけると水平対向4気筒NAは1.6、2リッター共に非力だ。
CVTも改良されてきているらしいが、e-powerのモーターを味わっていると鈍い印象。
このようにパワートレインに関しては特別感動することはなかったけれど、街乗りする分には必要十分ではある。
低出力なので安定志向のAWDより二駆の方が軽やかな分好印象だった。
AWDはターボ積めばパワーも不足も解消されて満足出来そうだけど、それだとレヴォーグと住み分け出来ないんだろうな。
良い点は何と言ってもSGPとなったシャシー。
完全にシャシーがエンジンパワーに勝っていて、剛性感が高い。
1.6は車重が一番軽いのが有利に働いていて、ハンドリングがとても軽やか。
タイヤが上位グレードよりも小さいので2リッターモデルよりも乗り心地が良くとても快適だった。
一般道ではこれ以上何を望むっという感じでパワートレインのネガを帳消しにするくらい満足出来た。
外装は落ち着いた品の良い感じで好み。
またビルトインナビを含めた内装も車格を超えていて格好良かった。
より高額なノートe-powerの内装と比べると月とスッポンw
用途を考えると自分の中では1.6FFがベストバイとなりそうだった。
詳しい商談は省くが
四駆!でもないターボ!でもない特別仕様車の「1.6i-L S-Style」をインプレッサとしてはかなりの好条件が引き出せた事もあり三日後に購入した。
なんとか
ブログタイトルを維持する事が出来た!
という事で完全に壊れる前にと
エクシーガはその日の内にガソリン満タンというプレゼント付きで売却することになった。
次のオーナーの所でも元気に(まずは修理かな
(滝汗))走ってくれることを願います。
良い車だった。
