HANKOOK VENTUS S1 evo3  

2021年前半製造のMichelin Pilot Sport 4sの残溝が3mmになったので交換しました。私のケイマンは足回りが痛んできて乗り心地が悪くなっており、また、しばらく抜本的な対処ができそうにないので、この機会にPS4に比べてサイドウォールが柔らかいと言われているVentus S1 evo3を選びました。

ケイマンＳの指定タイヤサイズと空気圧
F 235/35/ZR19 2.2
R 265/35/ZR19 2.5

昔のCGみたいに、足回りへの負担を減らすためにちょっとダウンサイジングして
F 225/40ZR19 2.0-2.2
R 255/40ZR19 2.1-2.5
にしてみました。

ケイマン2.7だと
F 205/55ZR17
R 235/55ZR17
なので、そんなに問題になるとも思えません。この辺りは保安基準を満たさないような場合を除き、遊びの範疇だと考えています。

さて、2週間ほど高速やワインディング、街中を走ってみた印象。矢印の前がミシュランPS4s、後ろが今回のS1 evo3です。

直進性　◎　→　△（空気圧に関わらず）
乗心地　△　→　○（空気圧に関わらず）
ワインディング剛性感（標準空気圧）　◎　→　○
ワインディング剛性感（0.2下げ）　◎　→　△
ライフ　◎　→　未検証
総合評価　○　→　○

これらはあくまで個人的な評価です。S1 evo3は、空気圧を下げたときにケース剛性といいましょうか、カーブでタイヤ断面が平行四辺形に変形して、そこから先の路面の変化で更にたわんだり、戻ったりを繰り返すという感覚を受けました。ちょっと気持ちが悪くなりました。

これはミシュランのサイドウォールが硬く、ケース剛性も高かったため、S1 evo3のサイドウォールの柔らかさとの対比でそう感じたのだと思います。

しかし運動性能を多少犠牲にして快適性が上がったことは、今回の交換の狙い通りでしたので、とても満足してます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
残りの駄文は雑感です。