2019年第一弾はルカによるハードロック曲をアップしました!
Eternal Flame
以前からボカロでもハードロックはやってみたかったんですがどう考えても相性最悪。例えるなら納豆に生クリームうに牛ホルモン味噌煮込みいなごの佃煮載せみたいな(笑)混ぜるな危険!
自分自身ハードロックからエレキギターを始めて未だにハードロックやってますし一番好きなジャンルですが様式美のあるハードロックにあの声が合うとはどうも思えない。お堅い国のお堅いジャンルの音楽にボカロは邪道かなとも思ってましたがメタルでもだいぶ思うようにはなってきたし何とかなるだろうとw
それにボカロでちゃんとしたハードロックってやっぱないんですよね。メタルもそうですが。僕はボカロって概念を抜いてちゃんと胸を張ってハードロックって呼べるものを作りたかった。
歌入れたらやはり思ったよりポップになりましたがwでもバックは確実に王道な土臭いハードロックだと思います!
とは言え色々トラブってレコーディングが地獄でした(笑)最早ちゃんと弾けてるかかなり怪しいです…
以前からオーディオインターフェイスをApollo8に替えてからモニター側とDAW側のレイテンシーに悩まされてると言ってましたがその所為でレコーディング中訳が分からなくなりリズム感を失ったまま1日でベースまで録ったんですよね。
ベースにあれだけ時間掛かったの初めてだわ。
後に原因が特定出来たのですがインターフェイス側の遅滞補正が出来てなくて設定したらレイテンシーも納まってます。自分が弾いてモニターから返ってくる音と実際録れてる音がズレたらかなり気持ち悪いですよ。ギター自体も結構難しいフレーズが多いですし。
クリックすらあてに出来ず自分で遅滞分を補正しながら弾くという荒業です。波形動かして補正みたいな事は生演奏部分は基本しませんね。ルカの部分は修正しまくってクロスフェードが大量だけど。
僕のぼやきはさておき(笑)イントロからリフでぶっ○す!みたいな曲で最初のリフはジョン・サイクス期とダグ・アルドリッチ期のホワイトスネイクを足して2で割って7/8拍子にした王道なブリティッシュハードロックな感じです。
2番目の初めの間奏のリフはガンズの某曲を意識してます。アウトロのリフはダレル+ザックみたいな感じでこの手のリフにナチュラルハーモニクス入れるとか何十年ぶりだろw
歌メロのバッキングは基本ダグとDanger Dangerで弾いてる時のロバート・マルセロみたいな感じですね。ブリティッシュハードロックに見せかけてメロハー的な雰囲気もあります。細かい部分もかなり凝ったフレージングでオブリも多めですね。
それとメタルよりかなりハーモニクス気味で弾いてます。全体的に80sっぽいプレイですが。
まぁ歌メロがかなりアニソンチックと言うか唯ちゃんの某曲に寄せたのでハードロックな感じはかなり薄れましたが(笑)
ギターソロは2番目のイントロ部分はこれまた王道的なフロントピックアップを使ったフレーズです。
オチサビ前のソロはロバート・マルセロと日本のハードロックギタリストがゲストでポップスやアニソンでソロ弾いてるイメージ(笑)デモと違うフレーズで思い付きで弾きましたね。前半のタッピングと後半のスウィープ+タッピングが結構テクニカルです。
アンプは前から試してるヘンテコなやり方でマーシャルのJMP-1からJMC800のパワーアンプ部分だけプロファイリングしたKemperです。キャビはOwn hammerのフリードマンでマイクを三種類混ぜてます。
確か57と421と121かな。
JMP-1はOD1チャンネルバスシフトありでリズムにTDC 005、リードにマクソンのOD808ですね。
バスシフト入れるとローがボワつくんですがTDCで手前でローカットする事で丁度塩梅のローになります。
クリーンっぽいクランチ?クランチっぽいクリーン部分は自分のJCM800をプロファイリングしたものでこれはOwn hammerのBognerのIRですね。
JMP-1は自分としてはハードロックで使うにはモダン過ぎるかなぁと思いましたが意外とハマって良かったです。でもJCM800やプレキシの方がやっぱ好きかな。もうちょっと古臭い音の方が自分らしい感じです。この音も気に入ってますけどね。
いつも使ってるようなメタルトーンとは違いウォームというか丸みを帯びたトーンですね。ブリティッシュハードロックというよりカラッとしたアメリカンハードロックなサウンドですけどwこれは想定外だったんですけどね。
ギターは最初ハードロックでいつも使ってるレスポールを使おうと思ってましたがハイポジションがかなり弾きにくいのでFujigenのOSのメイプル指板の方を使いましたね。クリーンはシングルコイルのローズ指板の方を使ってます。
ベースはAXE2で久々にORANGE使ってバキバキじゃなくナチュラルなドライブトーンにしてます。最近POPSでもバキバキなメタルトーンにしてましたがこういうナチュラルなオーバードライブの方が好きですね。
今回はルカにも苦戦してMIDIファイルが何回やっても読み込んだ時に小節ズレを起こし更にテンポや拍子のマッピングまでズレてました。
前々からProtoolsからMIDIファイルを書き出した際拍子やテンポは反映されなかったんですがV2と違ってボカロ側に直接入力も出来ないので途中うんざりしました。
V4になって機能がかなり劣化してると思いますがV5もいちいちstudio oneからテンポマップ書き出さないといけないみたいですね。ルカV2に買い直そうか迷います。V2より確かに細かいところ弄れて便利ですけどね…
それとこれも前々から悩まされてましたがミクと違って素打ちじゃちゃんと歌ってくれません。以前出したメメントモリとか本当に酷くてめんどくさくてやってませんでしたが歌詞入れの最近かなり小細工してかなりマシになりました。
例えば「有り触れた〜」と入力する時は「ありいふうれえたあー」と入力したり「想いが…」とかなら「WOもいんがあ」と打ったりしてかなり手間なんですが一度普通に打った後で何度も聴きながら修正しました。それでもまだ微妙な部分ありますけどもう無理。
正直歌い手探してレコーディングした方が絶対楽(笑)これでもブレスだったり細かい歌い回しの調教しませんがやってる人がかなりのドMでしょ。めんどくさ過ぎるのとボカロ編集に1日を費やしたくない…
あんまりリアルに歌わせるのもボカロの魅力が消えるのでロボっぽさも大事ですよね!(ただただ本気でめんどくさいだけですがw)
メメントモリもこの打ち方にするとマシになるかも知れませんね。めんどくさいからやる気しないけど。
昔からミクでやった際は余計変になったのでミクには使えないですね。歌い回しの場所では使えるかも知れませんが。
なので極力ルカを使いたくありませんが何曲も作ってるしどうしようかな?メタルは1発近々レコーディングするつもりですし某楽曲コンテスト用に曲も作らなきゃだし。
まぁその時の気分でやるとします(笑)