7弦のピックアップ替えてから実は音作りにかなり悩まされまくってました。バランスが大きく変わるとこうなる…
取り敢えずローミッド出過ぎでローが潰れる!前出した音源もそうですがアンプのゲインとローは全然高くないんですよ。なのにあの潰れ方は想定外。
Diezelってロー弾くと乾いた潰れ方しますがHagenはDiezelの中でもモダンに振ってるのでマシなんですよ。ぐちゃって潰れてないんでダサくはないんですがガサって感じですよね。
こりゃいかんと思ってピックアップの高さ限界まで下げて下がり切らない分弦高もかなり上げましたが解決せず…オーバードライブとアンプを取っ替え引っ替えしてどうセッティングしても潰れ気味。完全にアンプどうこうじゃなくピックアップの所為ですね。
いっそこれだけ悩まされるならピックアップを元に戻す方が早いと思いましたが高かったしなぁって。音作りって基本音をキャプチャーする所から順にやっていくってのが普通なんで。歌ならマイクからマイクプリ。ドラムならドラムセットからマイク選びですし。
たまにメタルならギターはなんでも良いって言う人いますがノーマル状態のテレキャスとかホワイトファルコンとかES-335でモダンなメタルの音にはならないですからね。同じメタル系の定番ピックアップでもアクティブとパッシブでもかなり出音違ってくる。ギターのスケールや弦のゲージでもかなり変わるくらいですから。まず音の発生源からキャプチャーする部分を固めないと始まらないですよね。
ただギターの場合アンプ決めてギターやエフェクター決めるっていうイレギュラーの場合も多々出てきますけどね。fenderのツインリバーブでメタルトーンはキツいですから。
タイトな音作りって基本アンプより手前でやらないとダメなんです。アンプのローを削ったらスカスカな音になるだけ。迫力のあるローはアンプ側で出さなきゃいけないし後で削っても無駄。
割と標準的なハイゲインピックアップでもここまでローミッドが出てるケースはなかなかないんですがヤバイですね。もっと高さを下げれたらいいんですがボディ削らないと無理だし。困ったもんだ…
まぁ原因が分かれば簡単な話でピックアップ側でローが出過ぎて潰れるならその後削ればいいだけ。ブースターに行くまでに余分な分を削ればいい…本来はあんまりやりたくないんですが8弦も二段構えで補正してるので。要はピックアップ側でそこが出ないピックアップを選べばいいんですが両極端なんですよね。めっちゃタイトで硬いかロー出過ぎみたいな…この辺のかなり低いチューニングになってくると大好きなダンカンは合わない気がするしなぁー。
苦肉の策というか1番早い解決策。
ブースターの手前にグライコ挟んで125と260Hzを多分7〜8dbくらいはカットしてる感じ。こんなにカットしないといけないくらい出てんのか!って感じですが前の音源の時にギターのバスにその辺りを7dbくらいカットしましたが正直手遅れなんですよね。
ごちゃごちゃ考えずに最初からやれば良かった。アホですね…そこまで意識してなかったというか小音量とはいえサクッと録り終わらないと苦情来たら元も子もないんで。
アンプに入力する前にローは出来る限り処理する。モダンなメタルトーンというかタイトにギターの音像と楽曲を大事にするならどのジャンルでも抑えなきゃいけないと思ってます。
未だに何故か直結厨は多いですけどね。若手のメタラーの方が全然その辺は利口ですよね。みんな無駄にゲインもローも上げないし今時ドンシャリとか言ってる人いねーよ!って。モダンヘヴィネスの黎明期か!って。
レコーディング雑誌とか見てると未だに書いてる時あるんですよね。いつの時代やっちゅーねん。2000年始まった辺りくらいまでのセッティング例かって。OD808やTS9が持てはやされたのも2010年以前でしょ。僕も好んで使ったりしますがまぁバッキングには使わないですよ。
今はProtoneかTDC005かSPARKBOORTERを状況に応じて使ってますが全部TSよりタイトになりパキンとアタックが前に出るタイプのものですね。
本当に丁度いいってのはなかなか巡り会いませんけどね…今は自分で調整してトータルで出音を作っていくって感じで足して引き算する形になってます。正直僕もごちゃごちゃ繋ぐの嫌いですよ。
オーバードライブ1発で済めばその方が断然いいし。まぁいつもバッファも繋いでるしバッファ代わりにもなるんでグライコ繋ぐ分には違和感ないですが。ライブとかの時は絶対入れますしね。
デジタルアンプなんでいちいち設定変えるよりグライコで気になるところ削ればいいんで。それは真空管アンプ時代からやってますが。アンプやギターのそのままの加工してない生々しい音が!って考え方はクソ食らえ!ぐらいに思ってるんで(笑)ギタリストのエゴなんて知るか!って。自分さえ良けりゃいいんかって。
それよりまずバンド全体の音と楽曲大事にしろよ!って。
サウンドプロデュースとかやってるとよく思う事です。んな甘えは捨てろ!って。音作りなめんな!って思いますし。どうせ直結してもライブとかPAが弄った加工した音ですからね。それはいいんかい!ってなります。
ギターだけやってるとそういう考え方になるのかもしれませんね。自分自身もかつてそうだっただろうし確かにギターしか聴いてなかった気がする。全体の音像としてのギターの音の捉え方なんてしてなかったですね。エンジニアやり出してから全体を見る必要があるからとことんギタリストとしてのエゴはなくなってコンポーザーとしてサウンドプロデュースしていく上で楽曲上の音を作るっていうのが基本になってます。
音作りで悩むの嫌いなタイプなのに珍しくかなり悩んでました(笑)前の音源もやり直したくはなりますがもう今更なんで。まぁ他の人には分からないでしょうしそもそも気にしないでしょうし曲としての音像は違和感ないだろうし。
ただ僕から見たらやっちまった…って感じですが(笑)狙いと全然ちゃうやん、、、って。取り敢えずは解決したので次からは大丈夫かと思います!!
解決すれば簡単ですが数日悩まされました…失敗もあるという事でw
どの道2芯でコイルタップも付けれないし追い追い考えないといけませんね。センターでタップした音使うんですよね。そのうちディマジオのTitanかIONIZERに替えよかなー
Posted at 2020/04/25 19:38:38 | |
トラックバック(0)