LizLivさんがドラムのフレーズが1パターン化すると仰ってたので僕もドラムは簡単なのしか出来ませんが簡単に制作仕方みたいなのを書こうと思います。
ドラムの音源はSuperior Drummer2.0でキットはMETAL MACHINERYで定番ですね。
音源の時は更に別のキットを2〜3重ねて全てパラでアナログ出ししてアウトボードで音を作っていきますが今回はそのやり方は書きません。
簡単にサビのパートですが今回初めてギターとベースの8ビートを基本に打ち込んでいきます。
DAWでMIDIエディタのピアノロールが分かる人にしか分からないでしょうが…
緑がベースで頭が4分で8分のシンコペーションにしてるかな。8分通しのジャカ弾きよりこっちの方がノリが作りやすいから僕はこのパターン多いですね。早速マンネリやん(笑)
赤のC1がドラムのキックですね。1発目は表に入れて裏拍と表を入れ替えたり変化を付けてます。二小節目は別のパターンで踏む感じ。
更にスネアを入れたのがこれでD1がスネアですね。裏に4分で入れてアクセントで二小節目に8分の連打を入れてますが僕も大体通しにするパターンが多いです。何となくノリに変化を付けたい時は要所で入れたりします。
金物を加えた感じ。A2が右手側クラッシュで2小節目最後がライドかな。基本ハイハットみたいに刻む時は右手側クラッシュでやるってパターンが多いと思うので。
フレーズの変わり目のライドは右手でスプラッシュでもクラッシュでもチャイナでも良いですがクラッシュで刻んでるので近くにある叩きやすいライドにしてます。
僕も専属ドラムじゃないんで大体自分で叩けるかな〜というイメージでやってますね。
この曲だと二小節が1コードのセットで8小節で一つのフレーズのセットとしてます。
なので1〜6小節目までは同じパターンでコピペ、
7、8小節目のフレーズ終わりに変化を付けます。
7小節目のキックは定番の頭に1発、表2発のパターンから8小節目に8分の連打って感じ。
ここで切り替えてこれも定番かなー決めでは左側のクラッシュを使うと思うので表に左側のクラッシュ入れてます。
裏にスネアの8分の連打と交互に。
8小節目で左側のもう一つのクラッシュにしてスネアからラックタム、フロアタムに流すフィルって感じですね。
ざっと1フレーズの流れはこんな感じです。
で、9〜16小節目はコードは基本一緒で13〜16小節目でギターのパターンに変化を付けてるのでドラムにも変化を付けます。
13〜14小節目はさっきのパターンからこんな感じ。
キックは13〜14小節目とギターとユニゾンにしてヘヴィさを出してますね。ここだけギターが7、6弦の5度のパワーコードなのでリズムをユニゾンにするとドカン!とヘヴィさを強調出来るので。
まぁ誰かに習った訳でも参考にした訳でもないですが(笑)僕がコンポーザーやる時は基本ドラムに適当に付けたドラムデータ渡しますがこういう部分は指示しますね。変えないで!って(笑)
話を戻すとこれも頭に左側クラッシュを1発入れてA#1がハイハットのオープンなんでそれで刻んでます。スネアは4分刻みで14小節目だけ同じパターンで8分連打入れてるって感じかな。D1ね。
15〜16小節目がこんな感じ。キックは8分の連打ですがギターがコードから16小節目だけオブリになるのでオブリの部分だけ連打にしてもいいんですがコードは一緒なので自然な流れにする為にコードチェンジからにしてます。
これも頭に左側クラッシュでスネアとラックタムを交互に1発入れてますね。B1がラックタムですね。
16小節目で左側の別のクラッシュに変えてフィルに流れるって感じです。フィルはもっと長尺で凝ってもいいと思いますが。
ざっくり書くとこんな感じです。
他のイントロとか書いても良かったんですが変拍子入ってるんで(笑)一気に訳分からなくなるんで簡単な4拍子の部分がサビくらいしかないんで。
ざっくり見せるならイントロはこんな感じですね。基本4分ですがリフの終わりだけ6/4で変拍子にしてるパターン。僕はイージーなパターンだと思いますが頭と身体にリズムパターンを叩き込んで置かないと正確には弾けませんね。もう二度と弾きたくない!ってくらいやばい曲も昔作りましたが(笑)
やり過ぎるとね、ただでさえ聴いてる人が意味不明な曲が更に意味が分からなくなって自分でも訳分からなくなるんですよw15/16+7/8+5/4拍子とかね…まぁそんな極端なパターンでは作ってませんが似たようなのはやってますよ。プログレというよりマスメタルの次元ですよ。
小説跨いで4拍子でケツだけ合わせるってやり方が嫌いなんですよね。把握し難いし。例えばフレーズやコードの一区切りは5/4、次は7/8、その次は7/4、18/16で作る方が跨ぐより一小節一小節で分かりやすいんですよね。トータルで4拍子な訳ですが(笑)滅多にこんなのはやりませんけどね。計算したら結局4/4やん!ってこともあります。
この時点でちんぷんかんぷんになりそうですが(笑)曲作るならこれくらい分かって置きなさい!って知識なんで。僕は高校の授業で習った知識くらいしかないですが。というか作曲家もしてる先生だったので必要な理論教えてくれたんですよねー。
学校の授業も為になりますよ(笑)スケールやコードの理論までは流石に習ってませんので独学ですが、、折角勉強したのにほとんど忘れて感覚だけで曲は作ってますwww
まぁ大体テンション足す音とかコードに対するアプローチって決まってますもんね。ただその名称が忘れて出てこないだけで、、外すにしてもブロークンコードでの外し方ってありますしやってると何となくこの辺!って分かりますから。
それはさて置き変拍子になった部分で何処が表か裏か分からなくなるのでその辺はドラムのパターンのフレーズの間を意識する事は大事ですね。4拍子でもシャッフル系のリズムになると一気に難易度上がるので。
例えばここはクラッシュが頭に来て次はスネアが表で次の表はハイハットとでまたスネアが表に来るとか。
何処でどれが裏表に来るか把握しておけばギターも正確に弾きやすくなります。パッと聴いて弾くだけなら簡単そうに見えるんですけどね(笑)機械的に正確に刻むとなるとそんな甘くはない!!
特にメタルもそうだしPOPSとかも縦軸の正確さはかなり問われるのでズレなんて許されませんから。正確に弾ける上でダイナミクスだったりニュアンスを付ける事を問われる時代です。
あーだからレコーディングするの気が重いんだよなー(笑)もう吐きそうになる!全然楽しくない!重箱の隅を突きまくりですよ。
クリックも把握しやすいように作ったり工夫も必要ですね。まぁ基本ドラムが正確ならそれに完全に合わせれる腕前を鍛える事ですね!その為には先述の通り何処のフレーズで何が鳴ってるか、って意識する事が大切です。
何やろこの胡散臭い脱初心者!!目指せ中級者!!みたいなよくあるまとめサイト的なノリ…
まぁ正確に弾けるまでは初心者、中級者からはダイナミクスもニュアンスも手で作れないとダメ。上級者は誰でも黙らすくらいそれを超越しないと(笑)と中級者から未だ抜けれないギター歴20年が言ってます…
上手い人は難しい事やらなくてもコード1発鳴らしただけでヤバいですからねー。その時点で上手い人が本当に上手いんです!
盛大に脱線しましたがDAWとか使うドラムソフトで打ち込む位置が変わってくるので文章にすると大雑把にしか説明出来ないですけどね。3連符やシャッフルとか色々使いこなせると楽しいと思います。あとは足し算だけじゃなく引き算もする事ですね。
あとDAWでドラムやベースを打ち込むと視覚的にもフレーズが把握しやすいので僕もリズムプレイはこれでかなり上達した部分はありますね。譜面と実際の音と波形のタイミングで分かるのでよりシビアになって来ますが曲流してジャカジャカ弾くより近道だと思います。
よく曲作り始める前にDAWで一から完コピしろ!って言いますもんね。BPM、拍子の把握から1から10まで全部。それが上達の近道って。構造の把握が出来るし確かに勉強にはなるかと。
まぁ僕はそんなのすっ飛ばしてますけどねー(笑)そもそも譜面で作曲してたのがPCの画面に変わっただけでMTRとミキサーの機能が入ったと思えばアナログ人間でも基本的にやる事は一緒ですよ。
何で基本ネットとかのDAW講座とか一切当てにならないと思ってます!!!基本操作とかショートカットとかは役に立ちますけど譜面で書けない人がDAWでいきなりやろうとしても無駄!!
やるなら座学が出来る上で丸コピーから始めて曲の構造を把握していくのが近道ってくらいですね。だから作曲やるなら先に譜面くらい書けろや!って話ですが(笑)そこすっ飛ばすから話がややこしいんだっつーの!!分かったか!!
と、久し振りに散々先輩後輩同年代問わずに質問されるので最後にモヤモヤしてる事を爆発させてみました(笑)
コピーも出来ないとダメだけどまず座学勉強してから何でもやりましょうよ…何が分からないか分からないんじゃなくて最初にやる事をそもそも間違っとるよ!と思わされるこの頃です。