リチウムバッテリーその後

　86のスターターバッテリーをリチウム（ブライルバッテリー）に換えてから1ヶ月以上過ぎましたが・・・

今のところ全く問題ありません。

リチウムバッテリーは、鉛バッテリーとは構造が全く異なるので、この寒冷時に化学反応を活性化させてやる必要があり、慣れてなかったら朝一発目の目覚めの悪さが気持ち悪い位です。

目覚めが悪く1回目でスタートできなくても、２回目の方が勢いよくセルが回り、鉛バッテリーではあり得ない事です。

・寒冷時の始動性
　－１℃でも活性化（ヘッドライト等電装系をONの状態で数分間放置）すれば問題なくスタートできました。12月の岡山国際サーキットで確認済です。

・街乗り
　エアコン、ヘッドライト等電装系に負荷かけても問題出ていません。

・サーキット走行（全開走行）
　岡山国際サーキットを30分×3本走りましたが全く問題ありませんでした。

・放電性
　容量が小さいバッテリー（0.95kg）をつけているので、つなぎっぱで丸１週間はもちません。マイナス端子を外した状態であれば問題なしです。

・充電性
　電圧が12V以下になると、BMS（バッテリーマネジメントシステム）が働いてか電流カットされ所謂バッテリー上がりの状態になります。この状態から満充電（13.4V）まで専用の充電器を使って１時間足らずです。走行時のオルタからの充電も同じ位です。

結論
　電圧の管理が難しいと言われているリチウムバッテリーですが、バッテリーにBMSが搭載されていると過放電になる前にシャットダウン（スマホの電池容量0%と一緒で電圧0ではない）され、過充電にならない様にコントロールしてくれる（ブライルの場合13.4V以上にならない）ので、そこまで神経質になる事もありません。と、言うことで86にリチウムバッテリーは有りです。