『ダイハツ 童夢 X-021』
1991年に発表された本格的スポーツカー「ダイハツ X021」。
童夢とダイハツの共同開発によって完成したマシンは、エンジンこそロッキーのSOHC1600ccエンジンを流用していたものの、軽量ボディにインボードブレーキ、レーシングカー並のサスペンションと本格派のオープンスポーツカーで、メカニズムは複雑だったが完成度は高く、実際にメディア向けの試乗会も行われて市販が心待ちにされた。
折りしもバブル景気の頃である。多少高価でもそれなりに売れたのでは無いか・・と思われるが、なぜかX021はお蔵入りになった。
もしかすると、庶民向けの堅実なクルマを作り続けるというダイハツの企業イメージからハミ出した存在だったかもしれない。
後にもYRVターボを徹底軽量化した「YRVエボリューション」のメディア試乗会を突然開き、やはり発売しないなど、ダイハツはメディア向けに技術のアピールだけ行って発売しないという例がよくある。
なお、このX021は後に童夢の倉庫の中でホコリを被っているところを発見され、レストアの上2005年に筑波サーキットで久々の全開走行を行っている。
タイヤの進化もあって、現代でも通用しそうな性能だったそうだ。
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みなさん!
X-021知ってますか??
当時の東京モーターショーに出品され、メディア向けに谷田部試乗会とかあったんですよね~。
このころ俺はダイハツで働いてましたから、凄い覚えてます。
結構カッコよかったですよ(^_^)v
バブルの崩壊で市販はされなかったのが残念ですが。。
このプロジェクトが後のコペンのベースになったんですよね。
市販してほしかったなぁーーー。
Posted at 2009/12/12 20:20:25 | |
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