
みんカラでアマティ1000の話題が出ていたので、私設図書館(ただ雑誌が並べてあるだけですw)から当時の写真を引っ張り出して切り貼りしてみました。当時のスクープ記事によるとV12、3.9Lで350ps/5200rpm。ボディサイズは全長5140mm、全幅1870mm、全高1400mmという事でした。今のレクサスLSのロング並だったんですね。(高さはともかく)
スタイルは重厚でクラシカルな雰囲気ですが、当時のマツダらしく美しくまとまっていると思います。世の中に出ていれば、日本では「ユーノス1000」を名乗ったものと思われます。
このクルマがある前提で、ルーチェ後継の初代センティアはショーファードリブンの任を解かれパーソナルな方向に振ったと…。極めて妖艶な後姿が今でもいいなあと思います。初代のCMはエルトン・ジョンの名曲が使われたことで当時、私の仲間内では話題になっておりました。何とも艶やかなクルマでしたね。
しかしながら、バブル崩壊でアマティ計画がポシャッてしまい初代センティアはショーファードリブンにも使われる事に。後席のVIPに傾斜したRrウインドから陽光が差し込むのでシートバックを急遽起こすなどの市場措置をとった事もあるらしいです。そして2代目は趣味性を抑えた真っ当なセダンに回帰するのですが、当時のデザイン部長のコメントがカッコいいです。マツダのFRセダンを残すためにも「志高く俗に帰る」と…。そういえばアマティ1000に似て無いことも無いような。。。2代目のCMはこちら。
結局、これを最後にセンティアは消滅してしまうのですが、どんなクルマにも関係者の思いはあるんだなあと思ったお話でした。
なおマツダのCMでは個人的にイチオシだったFCのCMもご紹介します。
スポーツカーに乗る悦びをアピールした、もう20年以上前の作品ですが、いま見ても心の琴線に触れるものがありますね~。
ブログ一覧 |
その他 | 日記
Posted at
2009/06/13 23:46:23