
投稿が遅れてしまいましたが、毎月恒例のエコパサンデーランに行ってきました。
秋晴れの空の下、今月も沢山のクルマを拝見させて頂きました。
写真は、『ダイハツ・リーザ・スパイダー』です。
すごく綺麗に維持されていて思わず見とれていました。
スパイダーではありませんが、リーザには懐かしい思い出があります。
今から18年前の事、AE86を買おうと、つきあいのあった中古屋さんにお願いするも、なかなかタマが出て来ない日が続きました。業を煮やした私は、そのお店にあった『バラードスポーツCR-X・Si』(28万円!)を指差して、「あの~、86が見つかるまで、繋ぎでこれを買おうかと思うんですが。」って言ったんですね。そしたら、お店の社長さんが、「いや~それは勿体無い。こんなにウチを信用して通ってくれたんだから見つかるまでこれに乗ってていいよ!」って、代車で貸してくれたのが、初期型リーザターボ(2速AT)でした。
軽の2速ATってホント走り始めがかったるくて(笑)、でもターボが効き出してからの爽快な加速はずいぶん楽しかったんですよね。タマゴみたいな可愛いスタイルに結構洒落た内装を満喫しつつ、結局3ヶ月もリーザを貸してもらいました。無料で(笑)。客にとってはすごくありがたいお店でしたが、やっぱり、というべきか数年後このお店は無くなっちゃいました…。いやホントに懐かしい。あの時の社長さん、元気かなあ、と。
で、今回のスパイダー、残念ながらオーナーさんに直接お話を伺うことは出来なかったのですが、いつも話し掛けてくれる方が、「生産台数は380台くらいだったらしいよ。そのうち2台が並んでるってスゴイよね。」って。
それで思い出したんですが、確かこのスパイダー、発売がちょっと遅れたような…と思って、自宅に戻ってから私設図書館(←雑誌が並んでるだけだってw)をあさってみました。
マガジンX91年11月号に、「リーザ・スパイダーは何をスッパイすた?」なるタイトルで事の顛末が載ってました。
ダイハツはスパイダーを少量生産であるとして、通常の新型車と違い、手続きが簡単な改造車扱いで申請したらしいんですね。で、月販100台、合計1000台の販売を見込んでいたところ、当時の運輸省に「それは量産車だろう!改造申請じゃダメ」みたいなことを言われ揉めちゃったらしい、と。
で、フタを開けると合計380台(ホントかどうか分かりませんが)。 なんともお気の毒としか言いようがなく…。
でもダイハツの軽オープンは、その後、コペンとして大きく羽ばたく事になります。
サンデーランでも一大勢力になっている可愛くて楽しそうな人気のある車ですね。
あ、このマガジンXには、SVXの紹介記事も載っていて、こんな言葉で締めくくられてます。
「富士重工が総力を挙げて生み出したフラッグシップカー、さて売れ行きはいかに!?」
…やっぱり最初から売れると思われてなかったらしい(笑)。
フォトギャラリーに少し画像をUPしましたのでご参照ください。
Posted at 2010/11/09 02:43:12 | |
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サンデーラン | 日記