
実家のある倉敷に夏休みで帰省したついでに、ちょっと足を伸ばして広島へ行ってきました。
目指すは、広島市交通科学館。昨年の夏のスーパーカー展が、いかにも広島(≒マツダ)っぽい雰囲気ですっかり気に入ってしまい、今年もついつい見にいってしまいました(笑)
今年の企画展のテーマは、「カーレース-日本からの挑戦-」です。
でも私が選んだ写真はグランドファミリアクーペ(笑)さすがお膝元、貴重な資料がさりげなく引き出しに隠れていましたので引っ張り出して撮影しました。このポスター、サバンナ&グランドファミリア純正アクセサリーの宣伝らしいのですが、コピーが70年代の香り全開で相当に強烈だったのでご紹介します。
「見せつけるタイプから
沈黙させるタイプに
変えてみませんか
あなたのサバンナ
あなたのグランドファミリア
そのショッキング・アップ!」
…だそうです。読んでるこっちがショックでした(笑)なんじゃそれと。
閑話休題。正面から入ると、いかにも広島らしくマツダ787B、コスモスポーツ、AZ-1がお出迎え。
787Bが91年のル・マンで優勝したときは感動しましたね~以前マツダって自動車専門誌にRX-7の2ページ広告を展開していましたが、毎年ル・マンに挑戦しては敗れ続けたレポートが非常に印象に残っていましたから、まさか総合優勝するとはと。
この3台以外にもスーパー耐久のFD(RX-7)やムーンクラフトスペシャルに見とれているうちに、マツダRX500のエンジン音を聴こうというイベントの案内が。屋外で蒸し暑かったにも関わらず多くの人が集まり見守るなか、ロータリーエンジンの咆哮を聴くことができました。その「ベーッ」という音に、30余年前にウチの隣の人が乗っていたファミリアロータリーセダンを思い出し、うっかり涙が出そうに(笑)やっぱりカッコいいですよロータリー!
さらに、2Fにあがって日本のF1マシンを見学することに。ホンダRA272、マキF101、コジマKE007にまつわるドラマに感激しつつ、奥に行くと鬼のようなミニカーコレクションやら冒頭のポスター、さらにはスーパーカー消しゴム等のとんでもない濃い趣味の世界へ誘われてしまいました(笑)ほかにもエンジンの作動模型や船や飛行機などが展示されていました。3Fはフロアいっぱいの都市模型で各種モビリティが動いていました。
帰り際にミュージアムショップへ。ここではRX500のミニカーがメーカー協賛価格として安く売っていたのでやっぱり買ってしまい(ちなみにディストリビューターは国際貿易←SVXの1/43モデルもそうでしたね)、ほかにもRX500デザイナーの福田氏が描いた絵葉書など非常に美しく楽しいお土産がありましたよ~マツダファンにはたまらないと思いますね。
正直、規模こそ大きいとは思いませんでしたが、その内容の濃さは、大変な好き者(失礼!)かつ熱心な担当者がいらしたであろう事が想像に難くない素晴らしいものでした。
広島にはマツダミュージアムがありますが会社休日は休み、という事は夏休みとか長期連休には見れない(泣)ということで、来年の交通科学館の企画展で「マツダミュージアムからの特別展示」なんぞをやってくれると非常に嬉しいなあと思いました。こんな具合に外野は好き勝手な事ばかり言うと思われてしまうかも知れませんが(笑)
その後、お好み焼きを食べたり広島駅に展示されているアクセラを見て、広島らしさを満喫、大満足して家路についたのでありました。
交通科学館の模様を例によってごくわずかですが
フォトギャラリーに入れましたのでご参照下さい。
Posted at 2009/08/16 06:33:28 | |
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