
試乗記、といっても「タクシー」ですけど・・・
私は仕事のストレスが極限値に達するとお酒・・・・
とはならず怒り狂ってタクシーでお家に
帰る癖があります。
ちょうど3000円ほどなので、
飲みにいったのと同じです・・・・
車変態なので、車で癒されるんです。そして贅沢する背徳感。
そんな私はもちろん、車を選びます。仕事では法人タクシーに
乗っても、趣味では高級個人タクしか乗りません!
以下のタクシーはすべて浜松町です。
■740i
普段M5なので、トランスミッションなど含め、BMWは癖があるなあと
思ってましたが、740なら国産高級車と変わらない素晴らしい
ATでした。同時に、路面の追従性などは、5mとは思えない
素晴らしい足回りでした。そこが、路面と乗客の間に
距離を置くことを高級とするトヨタとは違います。
■レクサスLS460
暗闇でクラウンと思って乗ったらLSでした。
内装が全然違います。パワーもクラウンとは段違いです。
この車も路面のインフォメーションが思ったよりあって
新世代トヨタって、どんどんドイツ車に近づいていると
ややがっかりしました・・・せっかく「JAPAN高級車」の
オリジナリティを築くと思ったんですが。
■S55 AMG
先代Sクラスと思って乗ったらAMGでした。
車の話をしていて運転手さんに「これAMGだよ」と指摘されました。
「内装のこことここが・・」みたいに話されてましたが、そんなに
Sクラス自体詳しくないので・・・確かに踏み込んでもらったら
異次元の走りでした。M5より余裕ある加速・・・おそらく
M5のほうが早そうですが、8000rpmまでフォンと回す
V10に対し、膨大なトルクで走らせてるイメージです。
740より室内空間が大きく感じました。
■300C
まず、乗ろうとして面喰いました。運転手が「手で開けろ!」
と車内から合図してます。乗ってみると、異常に窓が小さい。
ドアが大きく、窓が小さいので圧迫感があります。
しかし、予想以上に車内は大きく、また、クライスラーっぽい
フニャサスアメ車と思いきや、ものすごく硬い足回りでした。
そして意外と静かでした。コストパフォーマンスが高いと思います。
■クラウン現行型
もっともよく乗るタイプ(珍しい車は夜遅く飲み屋街でないと会えない)。
おそらく、後部座席に乗る分において日本国内最強です。
6気筒なのに、徹底的に静か。エンジン音を感じることがない。
ロードノイズもシャットアウト。あくまで柔らかい乗り心地は
つい寝てしまいそう。ゴム製の車のようです。
・・・でも運転手として乗りたいとはあまり思わない・・・
■フーガ現行型
ちらほらみます。見た目はクラウンより大きいですが、車内は
似たようなものです。いや、天井のクリアランスはありますが
先代のほうがもっとあります。
日産らしくエンジンの音が車内に伝わってきます。
乾いたいい音で、外の景色とエンジン音がシンクロします。
ただ、前を見たとき、運転席周り(インパネやセンターコンソール)に
圧迫感を感じます。運転するならこっちのほうが楽しそうです。
■セルシオ
一番好きなタクシーです。なにせ前乗っていたソアラと同じ
3UZ搭載です。これは史上最強に静かです。LSより静かです。
4300ccで280馬力に抑えているからそりゃその分、ほかの
部分に力を入れるでしょ。
また室内が圧倒的に広い。740やAMGよりは小さいですが
クラウンよりはずっと大きい!
「外界を究極的にシャットアウトする」。これが日本の目指す
オリジナリティと思ったものですが・・・
■マークX 現行
乗られてる方にいは申し訳ないですが、がっかりでした。
とにかく硬い。国産ばかり乗っていて、初めてゴルフに乗せて
もらったときのように硬い。サスが硬い。シートが硬い。
運転手は楽しいかもしれませんが、後部座席の人は
たまったものではありません。M5のほうがよっぽどしなやかです。
硬くてもポンポン跳ねるようなことがM5にはないです。
そして、シートの長さが短い?太ももの途中で椅子が終わってます!
そんなわけでおススメは「セルシオ」です。740やAMGは
むしろ運転席に乗せてほしかったです(笑)。
クラウン現行型ならハズレはないでしょう。
Posted at 2011/02/06 22:21:26 | |
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