JUMP OIL GT SPEC 0w-50  

JUMP OILを使い続けておりますが、とうとう最高スペックのオイルに手を出してしまいました。
ありがとう年末のボーナス・・・

本製品はSUPER-GT参戦のために開発されたオイル。
そもそもの開発背景が他のオイルと異なりますので、品物に一切の妥協は無いのでしょう。

そんな期待を込めて14万キロ突破中の我がマシンに投入しました。
さて、検証の方を行っていきましょう。

１．車両概要
以下に検証車両の概要を示す。
検証車両：プジョー　206RC(GH-206RC)
排気量：1997㏄
圧縮比：11.0(過給器なし)
メーカー指定オイル：TOTAL QUARTZ 9000 5w-40
最高出力：177ps(130kW 175hp)/7000rpm
最大トルク：20.6kgm(201.9Nm)/4750rpm

２．検証条件
以下に検証条件を示す。
初年度登録2003年12月、走行距離140,100km、エンジンオーバーホールなし、サスペンション・足回りオーバーホール済み、高速道路・一般道走行

３．インプレッション結果
３．１．エンジン始動
　エンジン始動後直後の機械音(がちゃがちゃ音)がすぐに収まる。油膜の継続力があること、すぐに油膜が形成されることが伺える。
３．２．発進性能
　低回転域のエンジントルクが大幅に厚くなった。ラフにクラッチを繋げ　てもエンストしない。それどころが、エンジンはガタガタさえ言わない。
エンストしそうな回転数に下がってもエンジンが勝手に回転を引き上げてくれるといったイメージです。
３．３．中間加速性能
　アクセル踏んでないのに車が勝手に加速していくようなイメージです。ぐいぐい押される感じ。
３．４．フルスロットル全開加速
4500rpmまではスパッと回りますが、高回転域は少し重い印象。ここは気温が低いこと、粘度が高いことが起因しているのでしょう。
３．５．減速性能
　エンジンブレーキが以前のオイルよりも効かなくなりました。また、低回転域のエンジンの粘りが向上したので、停止時は強めにブレーキを踏まないといけません！
　また、減速からの加速は楽になりました。
３．６．高速定常走行
　エンジンの粘りがあるので、高速を一定のペースで走るのはとても楽になりました。また、エンジンも静かになったことで快適性も向上。

４．総合
とても満足です。オイルの違いでここまで気持ちよいフィーリングが得られるとは思っていなかったです。一般道走行時の印象はとても良くなりました。
　高回転域の伸びは、オイルのブレンドにより性格を変えることができるかも知れません。そういった検証も今後チャレンジしていきたいです。