2013年05月29日
悲しみに打ち拉がれているあなたへ
昨日、愛犬を亡くしたあなたへ・・・
ウチも昨年、12年連れ添った黒猫のみゅう(長女)を
亡くしたばかりだから、その深い悲しみは
誰より理解できるつもりです。
悲しみに打ち拉がれているあなたには
どんな言葉を掛けても意味を成さないと思うから、
ひとつの散文詩を送ります。
みゅうを亡くした時、悲しみと自分を責める気持ちで
胸がいっぱいだった僕は、
この散文詩で少しは救われたような気持ちになれたから・・・。
「虹の橋」
天国のほんの少し手前に、「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
地上にいる時に誰かに愛され、愛し合っていた動物は、
死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、動物達はみんなで走り回って
遊んでいます。
食べ物も水もたっぷりとあり、お日様はふりそそぎ、
暖かくてみんな幸せに暮らしています。
病気だった子も年老いた子もみんな元気を取り戻し、
傷ついたり不自由な体になっていた子も、元の体を取り戻すのです。
まるで過ぎた日の夢のように・・・。

みんな幸せに満ち足りてはいるけれど、
ひとつだけ足りないところがあります。
それは自分を愛してくれたあなた、
地上に残してきてしまった大好きなあなたが
ここにはいない寂しさ・・・・。

動物達は今日も、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
と、その時、そのなかの一匹が突然立ち止まり、
遠くを見つめています。
やがてその瞳はきらきらと輝き、体は喜びにうち震え、
ちぎれんばかりに振られる尻尾。
突然その子はみんなから離れ、緑の草原の上を走り始めます。
速く、それは速く、まるで飛ぶように。
大好きなあなたを見つけたのです。
あなたと最愛の我が子は再会を喜び、固く抱き合います。
もう二度と二人が離れることはありません。
そう。永遠に。
懐かしいあの子のキスがあなたの顔中にふりそそぎ、
あなたの両手は我が子を優しく撫で回します。
そしてあなたは信頼に満ちた我が子の瞳、
懐かしい我が子の瞳をもう一度、
深く見つめるのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日たりとも消える事のなかったその瞳を・・・。
それからあなた達は、一緒に虹の橋を渡って行くのです。
原作者不詳、一説によるとネイティブ・アメリカンの伝承
とも言われているこの散文詩を見つけた時、
そうか。そう考えたらいいんだと、
随分救われたような気持ちになりました。
僕らもあと2〜30年もしたら天寿を全うするかも知れません。
(僕の場合はジュリアかバイクで、もっと早くに玉砕するかもしれませんが 笑)
その時は、天国の入り口で懐かしい我が子に会える。
そして一緒に天国への橋を渡るんだと思えば、
今度こそ永遠に一緒にいられるんだと思えば、
少しは死生観も変わるかも知れませんね。
元気を出してくださいね。
亡くなった空ちゃんもそれを望んでいるはず。
遊びの中ではいつもヒール(悪役)を演じている
僕ですから(笑)上手くは言えませんが、
明るく空ちゃんの思い出話ができる日が来るよう
陰ながらお祈りしています。
それではまたお会いしましょう。
最愛の妻とアン、るでぃと共にお悔やみを申し上げます。
roadking 拝
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Posted at
2013/05/29 18:37:41
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