
26日の月曜日。
白チェッカーさんの「時々チェックします」という
インフルエンザ・ネタを見ていた直後、発熱!
なんと僕自身がインフルエンザにヤラレてしまった!!
”会社に緊急連絡 → タミフル → 非常にしんどい日々”という
お決まりの流れ。
会社にも大きな迷惑を掛けて、なんと僕自身が
パンデミックの当事者になってしまったという屈辱。
そんな中、熱にうなされながら僕が考えていたのは・・・
”バイクに乗りてぇ・・・(涙)” ← アホ
なった人しか分からない、ツライ症状が落ち着いてきたのが木曜~金曜日。
ほぼ熱は下がったものの、全身の倦怠感とふらふらがまだ・・・。
そして比較的体調がマシになった(と感じた)今日、
いてもたってもいられず、愛馬「ロードグライド」のカバーを外した。
セル1発で目覚める1450ccのOHVエンジン!
(考えたらチンクよりも大きいんだ!)
もうガマンできない!
ロードグライドにまたがり、なだめるように市街地を抜けて、
その大柄なブルーのバイクを郊外のストリートへと解き放った。
ウレシイ!気持ちイイ~!
たった数週間乗っていないだけなのに、なぜこんなにウレシイんだろう。
もう20年以上も乗り続けているのに、なんで乗るたびに新鮮な
気持ちになれるんだろう(笑)。
皆さんは、T・E・ロレンスをご存知だろうか。
イギリスの探検家、考古学者、そして軍人であった彼は、
第1次世界大戦開戦後、英陸軍情報将校としてカイロに派遣され、
オスマン・トルコ帝国の支配下にあったアラブ人の反乱を指導、
独立運動を支援したことから「アラビアのロレンス」と呼ばれた。
終戦後、アラブ国家独立の約束を果たさない英国に失望し、
翌年辞任した彼は、モーターサイクルとスピードに熱中したあげく、
1935年に事故で命を落とした。
生前に彼が残した言葉
「スピードの中で、精神は肉体を超越する」
何か哲学みたいだけど、バイク乗りはみんなこの感じを
知ってると思うな。
何も考えていないようで、研ぎ澄まされていく感覚。
白いキャンバスに自分の意思で描く、一筋のマニューバー。
静と動を超越した瞬間。
リチャード・バックの「カモメのジョナサン」の世界。
サーフィンと同じフィーリング。
久しぶりに味わう人馬一体感に、
僕は気持ちよさと満足感でいっぱいになっていた。
ごめんなさいね。ここはチンクのサイトだと分かっているんだけど。
バイクに乗らない人には何の事かさっぱり分からないと思うんだけど。
これも病み上がりでふらふらな、アホのたわごとと聞き流してください(笑)!
でもやっぱバイクはヤメラレナイね!(笑)
Posted at 2009/10/31 21:04:29 | |
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Motorcycle | 日記