昨日友達に会いに出掛けたCafe-Rで、
アルファロメオジュリア1750GTVに出会った。
懐かしさで胸が一杯になった。
一緒にいたzyさんと駐車場に飛び出し、オーナーさんとお話ししたり、
触媒を通さない ”懐かしい排気ガスの匂い” にはしゃいだり、
ガキみたいな楽しい時間を過ごすことができた(笑)。
一足先に社会人となった高校時代の先輩が、初めて手に入れたクルマが
アルファロメオ1750ベルリーナだった。
濃紺のベルリーナ(セダン)ボディは古めかしくて、
流麗なベルリネッタには似ても似つかないイカツイデザイン。
しかも塗装はすでにぼろぼろで、下回りは錆で穴だらけ。
駐車場に止めて、用事が済んでクルマに戻ると、
必ず下には錆の破片が落ちていた(笑)。
だけど音だけは、そう!エキゾーストノートだけは、
今思い出しても鳥肌がたつくらいの快音だった。
エアクリーナーを外しただけ。マフラーも確かANSAもどきだったかな。
たったそれだけしかいじっていないのに、
まさに血が熱くなるような最高の音を奏でてくれた。
意味もなくシフトダウンをしたり、トンネルに入った途端に
思いっきり加速してみたり。 ←これは今でも良くやってるな(笑)
エンジンは最高だったベルリーナだけど、
ある晩とうとう床が抜けて走行不能になった。
僕は初めて”表現”じゃなく、本当にクルマの床が抜ける事を知った(笑)。
一般の感覚でいったら、
「ひどい体験だったねー。だから70年代のイタ車なんかヨセって言ったんだよ!」
なんてハナシだろうけど、その人はあの血が熱くなるような快感をしらないんだ(笑)!
僕はクルマの魅力には、絶対スピードなんか関係ないと思っている。
元気で高回転型の小排気量エンジンと、軽いフットワークのハンドリング。
魅力的なデザイン。
そしてなにより、メーカーやデザイナー、エンジニアの
熱い想いが具現化されたモノがいい。
ドライビングしていて思わず頬がほころんでくる、
ホットなスピリッツにあふれるクルマ!
あれから何年も月日が流れて、僕は今 New FIAT500に夢中である(笑)。
理由は・・・・
いうまでもナイよね!!(笑)
Posted at 2010/02/08 22:46:45 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記