時は1985年。
いつものワインディングにおいて、RZ125で大転倒。
救急車で病院に運ばれ、胸椎圧迫骨折と診断された。
医者からは2度とバイクに乗ることを禁じられたが
悔しかった僕は、2ヶ月後にはオフロードバイクで復帰。
中古のDT200Rで基礎からトレーニングを開始し、
XR250Rを購入して週末のエンデューロレースに入れ込み始めた。
そんな頃にTVに流れていたCM。
僕の夢はBAJA1000出場でパリダカではなかったのだけど・・・。
懐かしい。
当時はすでに、AW11で峠やミニサーキットを走ったりも
していたが、モーターサイクルを降りることはなかった。
むしろ、エンデューロレースは大阪に移住して来た後も
続けていた。
体調を崩して 落ち込んでいるとき、
決まって見るのがISLE OF MAN TTの映像。
ただただスピリッツに共感し、泣けます。
僕の人生ではじめての出来事。
今回なんと、一年半も
モーターサイクルを離れていた。
そして、新たにファミリーに加わったモトグッツィV35。
(F105Lさん、白猫#35さん、スペシャルサンクスです!)
この一年半のインターバルのお陰で、
僕にとってモーターサイクルがどんなに大切な存在であったかが
よ〜く分かった。今回は本当に痛感した。
反省と言っても過言ではなかった(笑)。
いつも身近にあると気付かないことだってある。
自分の本質がクルマなのか、モーターサイクルなのかを
再認識することができた。
今日はおとなしく、もう一台の愛車
リトルカブを洗車。
この子は将来、老いて足腰立たなくなった僕の、
シルバーカーとしても活躍してくれそうな気がする(笑)。
皆さんにはデジャビューの経験がおありだろうか。
僕にはある。
なぜか子供の頃から、繰り返し同じ夢を見て来た。
場所はモンゴルの大平原。武装した僕は白い馬にまたがり
仲間とともに歓声を挙げて全開で疾走するという夢。
愛馬にうちまたがり、大平原を全開で駆ける爽快感。
高まる気持ち。抜けるような青空。
物心付いてからずっとそんな夢を、繰り返し見て来た。
九州出身の僕の先祖が、大陸の少数民族(騎馬民族)だったのか
そんなことはどうでもいい(笑)。
このデジャビューが僕のモーターサイクル志向に
なんらかの影響を与えたのかも定かではないが(笑)。
天寿を迎えるその日まで、モーターサイクルと共にありたいと思う。
ある種のオッサンには一生、共に歩む鉄の馬が必要なのだ(笑)。
Posted at 2013/07/21 20:40:35 | |
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