キャリイ軽トラ純正シート・ホールド感アップ加工(^^♪
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
いきなりですが軽トラは、座席のホールド感がまったく皆無です。(当たり前ですが・・・(~_~;))
僕は、軽トラでサーキット走行を行う予定はありませんので、シートにはバケットを入れずそのままだったのですが、やはりコーナーリングで純正シートのままだと、ホールド感が無さすぎなので、ちょっと加工を行ってみました。
ホールド感を求めるのなら本当は、バケットシートを入れるのが確実なのでしょうが以前バケット入りの軽トラに座ってみたときに、運転席の狭さにちょっと首が痛くなっちゃったのであまり良い思い出がありません。
それと、なるべくいじっている感を出したくは無いので、僕の軽トラ的には純正改造がベストです(^^♪
まずは、頭12ミリのボルトを2つ外して運転席の座席を取り外します。
特に注意点もなく、簡単に外れます。
そして、外したシートからカバーとスポンジを取ってしまって骨組みだけにします(^^)
骨組みは鉄で出来ているので取り外したシートに、溶接で思い切って高さ5cm程度の鉄板をくっつけてみました。
2
座って鉄板の位置を確認して、大体ここでいいかなと言うところで溶接したのですが、思った位置よりも幾分広めのところに溶接した方が無難なようです。
僕は、ぴったりの位置に溶接したので車をいざ走らせてみると横Gによって、超ケツの両サイド骨がゴリってしまい、痛かったです(^_^;)
・・・後で、ハンマーで叩いて広げてかなりましになりましたが。
3
・・・続いて、背もたれの改造です。
純正だと写真のようにパイプが真っ直ぐな形状をしています。
その下の細いパイプはちゃんと曲がっているのに一番上がこんな形だから、ホールドしないのですね(ーー;)
そんな悪いヤツには・・・・
4
「くらえっ!!ハンマーパワー!!!!」
ハンマーで、板金して背もたれを湾曲させてみました(^^♪
上の写真と見比べてみると結構ひん曲がっているのですが、52キャリイは背もたれと車体の間に結構隙間があるので、これだけ曲げても車体に干渉はしません。だいじょうぶです(^^)
それよりも、下のレールの面が真っ直ぐでなくなってしまって、ここのボルトがちょっとガッツを出さないと入らなくなっちゃいました(^_^;)
5
さらに、背もたれの横に高さ5センチほどの鉄板を溶接してバケット感をアップします。
ここもやはりホールド感を欲張らずに、自分が思っているよりも広めに鉄板を溶接しないと鉄板の端が、横Gによって両背中骨(?)のツボを激しく刺激してしまい、健康には良さげですが運転には集中出来なくなってしまいます。
6
最後に、シートのカバーを元通りに取り付けて完成です(^^♪
僕は、このシートの座面の高さが気に入らず、すでにあんこ抜きでスポンジを取り外しているので、シートの中身はカーペットを切って作った薄いクッションになっているんですが、これなら、元通りにカバーを被せてもあまり違和感無く出来ました!
知らない人が外から見ても、シートを改造しているようには見えないと思います。
7
***インプレッション***
シートを取り付けて、近くの山道を走ってみたんですが純正そのままのときよりはかなりホールド感がアップしました!!
たとえるなら、スポーツカーの純正シート程度のホールド感ですね。
ノーマル軽トラよりは、かなりましです。
ですが、やはりちゃんと考慮された形状のバケットシート程のホールド感は無いのでこれ以上を求めるならバケットシートを入れるしかないですね(~_~;)
コストは鉄板代のみですのでお手軽ですが、慎重に位置決めを行わないと、とにかくゴリゴリして痛いです。
その結果、座ってはくっつけてを繰り返す作業になってしまうので、意外と時間が掛かってしまいます・・・。
僕みたいに、純正っぽく仕上げたいマニアックな方以外には・・・正直、あんまりお勧めできません(笑)
・・・以上です。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク