HT07搭載記ｾｸｼｮﾝ１：ｲﾝｼﾞｪｸﾀ交換編

HT07タービンは、基本的にポン付けだとは言いますが、まったくの未経験だとやはり、色んな箇所でつまづいてしまいました。

なので、一度に整備手帳に記さず、何個かのセクションに分けて記して行きたいと思います。




まずは、今回の”インジェクター交換編”です。


写真のインテークマニホールドの内側にあるので、僕の場合、マニホールドを脱着して、少し上にずらしインジェクターへの燃料デリバリパイプを外しました。


今回、インマニのガスケットを注文し忘れていて、再利用しようと軽く考えていたのですが、それが大きな間違いだと後で気づくことになります(^_^;)

インジェクターを無事、取り外すことができました。

が、やはり外す時にあちこちに引っかかってしまい、簡単には取れませんでした。

しかも画像のインジェクターの上部に付いているOリングはデリバリパイプにしっかりとはまっていて、それが３本並んで刺さっているので、硬さ３倍(^_^;)

超力を入れないと抜けなかったです。

ここは、外す時にちょっと知恵の輪状態を味わうことになりました。

外したインジェクターです。

ススがちょっとついていました。
１０万キロ以上の間、付けっぱなしだったのですから当然ですね(゜o゜)

インジェクターの不良でエンジンの不調が起こるという事例もこの汚れを見るとうなずける感じでした。

今回取り寄せたインジェクターは詳細不明の295CCです。
ライトグリーンの物ですが、どの車に使われていたのかわかりません。

全長も純正よりも幾分短いのですが問題なく取り付けが出来ました。


インジェクターに使われているゴムパーツはすべて交換しました。

燃料が漏れて、ファイヤー軽トラになるのは、マジ勘弁だったので・・・。



ちなみに、Oリングはそこまで高く無かったですが、グロメットと言う部品だけは結構高かったです。

取り付けが完了したので、試しにエンジンをかけたのですが、ここで大問題が発生いたしました。


エンジンからシューーーシューーーとなんか変な音が？？？


「んっ！？うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ(゜o゜)！？」


水がインマニの付け根から噴出しMAX状態になっていました。
慌ててエンジン停止！

・・・なんということでしょう。
ガスケット代をケチってリサイクルしようとした報いは、組みつけ完了した直後になって返って来ました。


・・・インマニのガスケットは完全に抜けてしまっていました。


その影響でエンジンをかけてしばらくの間はインマニに入った水とオイルで白煙MAX状態と化していました。




結局、倉庫に保管していたガスケットシートを利用して新たにインマニガスケットを作って、事なきを得ましたが、もしガスケットシートが無かったらクルマは動かすことすらできなかったでしょう(-_-;)

インマニは外したら、ガスケットのリサイクルは不可能です。
僕は身をもって味わいましたm(__)m



とりあえずガスケットを作り直して組み付けたら、無事漏れも無くなりました！！

インジェクター編は以上です。



・・・作業は、次のセクションに移ります(^^)v