DEH970のネットワークモードの調整

ここ数日間の調整のメモ



①カットオフ周波数
ツイーターは推奨周波数より高く設定する。ネットワークの繋がりは低い方が良好だが、低くする場合は、ツイーターが壊れ易い。また、F0共振音が気になることもあるので、自己責任で詰めよう(^o^)/
　ツイーター　 HI (HPF)　[ 2.0KHｚ ]
　ドアスピーカーMID(LPF) [ 1.6KHz ] 少しずらすと6dBクロスの場合にピークとディップが出にくくなる。
　LO(LPF) Pass
　MID(HPF) Pass

②カットオフスロープ
　全て［　6db/oct　］　→　但し、ツイーターの耐圧が高いユニットのみ可能。耐圧が不足すると昇天しますw

尚、DEH970は、FIRフィルタではないので、6dB/oct以外はネットワーク歪が発生するから、音に違和感が出ます。聴こえなけれ問題なし(^_^;)

ツイーターの耐圧が気にする時は、アタック音がぼんやりするので、あまり好きじゃないけど、24dB/octの正相接続にするのが王道かも(^_^;)



③タイムアライメント
　ツイーターをメジャーの実測値と同じにした場合、ドアスピーカーは5cm程度は遠くに設定します。ドアスピーカの音をツイーターより先に届くようにして、ピークを緩和します。ネットワークの種類を問わずに有効な技です。

④微調整
①③とツイーターの音量を調節する。
クロスオーバー付近の繋がりを首を振ったり、頭の位置を少しずらして確認しながら違和感が少なくなるようクロスオーバー周波数、ツイーターの音量、タイムアライメントを調整する。

また、PC使ってなら、測定ソフトのMYSPEAKERでサインショットの振幅と形状合わせながら調整すると完璧ですw

参考文献
ユニウェーブスピーカ 高橋和正・別府俊幸著

とりあえずここまで