tomiiのブログ一覧

COVID-19の影響で家に篭りがちなので、ホームオーディオを変更しました。
大分快適になりました。

スピーカーは、SB ACOUSTICS SATORIベリリウムツイーターの ARA BE
http://sbacoustics.com/product/ara-be/



アンプは、AUDIOPHONICS PA-S125NC
(Hypex NCore NC122MP)
https://www.audiophonics.fr/en/power-amplifier/audiophonics-mpa-s125nc-rca-stereo-class-d-power-amplifier-ncore-2x75w-8-ohm-p-12756.html


DACは中華製ES9038Q2M

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で、昨日まで聴いていたのですが、やっぱり臨場感が足りないなぁとプロセッサを追加してしまいました。

デジタルプロセッサは、MiniDSPのOpenDRC DIです。
https://www.minidsp.com/products/opendrc-series/opendrc-di

OMNIMICで測定した、素の周波数特性はこんな感じです。上段の青線が音量で、赤線がスペックシートに載っていない位相特性です。下段はインパルス応答性です。周波数特性は、ほぼスペックシート通りで、ベリリウムツイーター が超優秀です。

ただ、演奏者が遠いのが好みではないので、FIRフィルターでちょっと修正してみました。


さて調整です^_^
500-1kHzがやや厚いと、高音の細かいピークが気になるので緩やかに削って整えて、位相回転が多く遠く聞こえるので、フラットにしつつもキツく聞こえにくい違和感の少ない音を目指します。
調整後の周波数特性は下図下段の通り。上段のインパルス応答性は、素がオレンジ色、FIRフィルター反映後は緑色で、問題なしです。


結果、演奏者が前に出て、左右音が広がり、そこそこ好みな感じになりました♪

…録音が良いソースで微調整してしまったので、
駄目なソースは邦楽になってしまったっぽい！？^_^;

まだ、録音によって煌めきの中、たまにキツイ音がするのと、音が少しスピーカーにくっついた感じがすることがあるので、もうちょっと頑張らないと駄目かも。

ドアスピーカーのインピーダンスを実測してみました。
ゆる〜い密閉箱な感じ。

ドア搭載前：緑色（ユニッとは異なる新品でエージング済み）
ドア搭載後：右ドア＝黄色、左ドア＝青色

・細かい山が発生しており、箱鳴きでインピーダンス特性が乱れているようだ。
　　左右とも乱れる位置が一致しているので、ドアの形状や取り付け、デッドニングなどの影響が現れてしまっている。

・F0は、10%〜15%ほど上昇した。
・F0のカーブは、密閉箱ならガツンと鋭い山になるのですが、箱の強度が不足しているため、山の傾斜がなだらかでピークが出ません。　

・Qmsは左は変わらず、右は上昇している。
　　取り付け前は、左右同じカーブのユニットを選別して取り付けしたので、ズレが大きく見えます。取り付け後、数年経過し、デッドニングやユニットが劣化しているかも？(^^;

使用ユニット
sds-160f25pr01-08

計測器
Dayton Audio DATS V3 Computer Based Speaker & Audio Component Test System

ホームの電源ノイズが酷いので、対策してみました。

年末に友人のY氏より教えていただいた
Greenwave Dirty Electricity Filterで、出力端子が無い2Pタイプ。テスターで測ると、25uFと出力付きのタイプより大容量で効果が期待出来ます。


使用前は900mV弱で酷い時は2000mVも有りました。


複数個の再配置を繰り返した結果はこの通り♪


オーディオ用にノイズカットトランスを併用したところ、更に改善する事が出来ました。


音質がと言うより、部屋が静かになった気がします。気になっていた、蛍光灯のコイル鳴きの音も静かに…。

音楽をゆったり聴けるようなって嬉しいです(^^)

ES9038Q2M用のローパスフィルタを参考まで公開します。
DACの出力インピーダンスを考慮しています。
オペアンプの出力抵抗22Ωは発振防止用です。R2は値がないときは、抵抗を直列にして、合わせてください。

fc = 63,753[Hz]
Q = 0.6906

先日、八王子の第三回オーディオ勉強会で、スピーカーのパッシブネットワークの設計法を勉強してきました。講師は、Iridium17さん・他^_^
13:30〜18:00過ぎ位までと、内容濃く面白かったので、つい何度も質問してしまいました♪

さて、スピーカーネットワークの設計の手順は、
先ずはスピーカーを箱に付ける
→ ARTAで測定用マイクを使って周波数特性と位相特性を測る。
→ ARTAでインピーダンスを測る
→ VituixCADでネットワークシミュレーションする。
・基本は、アコースティックスロープLR4
・クロスの周波数は美味しい所を探す。
・ピークは削る、ディップは諦める^^;
→ 部品を購入して、ネットワークを作る。
→ 特性を測って、微調整する

受講したら思ったより簡単に出来そうな気がしてきたので、パッシブネットワークの設計に挑戦してみようと思います。

↓は勉強会でのスピーカーの周波数測定風景♪
なんかカッコイイです^_^


先ずは測定用のアダプタ作成からスタート^_^

つづく