
結構前のやつなんですが…
MC12S(F6Aエンジン搭載)のワゴンRのATが
ある日突然Dに入れても全く動かず
ある程度エンジンが暖まると普通に動くと云う症状(;´瓜`)
もぅダメなんじゃねぇ(+。+)
と心に思いつつ
ソレノイドの確認とATコントローラーの掃除で様子を見ることに…
とりあえずATのオイルパンを外してATコントローラーとご対面
オイルパンの磁石に半端ないスラッジ&金属が削れた破片(_Д_)
もぅこの時点でご臨終(>_<)
でも一応ソレノイドの詰まりと稼動してるかのチェック
そしてストレーナーの掃除(★・`ω・)v--☆
ストレーナーを振ると出て来る出て来る

金属片が一杯

出て来た金属片はこの3倍くらい
完全にギヤかシャフトがイカレテますな

こりゃ(+。+)
でもATコントローラーも分解で掃除してみる
バラバラにすると2枚の黒い鉄板で仕切ってるんですが
その鉄板にはオイルが行き来する小さい穴が開いてるんですが
それが詰まるとAT不調が出ます
アップの写真↑穴は詰まってなかったもののかなりゴミが貯まってますね
つぎはコントラーラー本体
小さな玉がありますよね
この玉が動いてATをコントロールしてるんですが
迷路のような通路の為
こちらもゴミ等で玉の動きに支障がでればAT不良を起こします
今回は金色の金属片もありましたし
確実にATコントローラーより㊤の部分の不良でしたので
残念ながらATが蘇ることはありませんでした(´;ω;`)
コントローーラーを組み上げたところ
コントローラーを戻すとき写真手前の黒い所に
ピストン(?)を引っ掛けるように入れないとダメなので
多少戻すときにコツが要ります
コントローラーをミッションに組み付け完了の図
あとは液体ガスケット塗ってオイルパンで蓋をして---終了---
ワゴンRはATが何種類かあるので少しずつ違いますが
基本は同じです
ちなみにこのミッションはATF4リッターでしたが
たしかMC21Sのやった時は2リッターくらいで
ATコントローラーも黒い鉄板が1枚の2層だった記憶があります
意外と軽い症状のAT滑りやAT不良は
この掃除だけで直る場合もありますので
一度試してみる価値ありかも(笑)
最後にATFを入れる方法は……
ペットボトルにウォシャーのホースを取り付けたワンオフの入れ物(笑)で
もちろん自然落下方式ギャハハハ(≧▽≦)
2時間半くらいかかりました
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Posted at
2012/03/08 22:52:04