
原因探しのため、3・4番シリンダー側を開けたところまで進めましたが、原因が掴めません。
これまで実施してきた内容
昨年11月頃走行中にマフラーからのアフターファイヤー発生。
アイドリングが不安定な上にしばらくするとエンジンが止まる。
プラグの状態は4本とも黒く、乾いたカーボンが付いています。
冬期間はこれが湿った状態。
これまでの対応として、まず先にバルブクリアランス、点火時期、ポイントのギャップ調整をした上で。
1.コンデンサーの交換
2.プラグコードの交換
3.プラグコードの順番確認
4.スパークプラグの掃除、交換
5.二次エア吸い込みの確認。、(インマニ周辺及び接続ブーツの劣化確認)
6.キャブレター掃除
7.圧縮を測ったところ4本全て8k以上 。圧縮漏れが疑われた一本はプラグホールの変形によりプラグは奥まで挿し込んでいなかった状況で、コンプレッションテスターを使ったため低い数値が出てしまった。プラグホールの修復により圧縮回復。
なるべく金額の少ない箇所を先に、最後はデスビやキャブレター新旧交換して症状確認まで実施。
交換できる部品は新旧交換しながら様子を見てみましたが。改善は見られませんでした。
シリンダーヘッドまでは確認し、あとは何か忘れてないかとしばらく放置していましたが、ある日インマニからエアクリに繋がっているチューブを塞いだらアイドリングが回復したことを思い出しました。
これで解消しなければ自分の足りない頭ではお手上げだなと、手持ちのチューブの余りで常時塞いだ状態に。
エンジンかけて、アイドリング確認・・・アフターファイア無し!
暖まったところでアクセルオン!・・・アフターファイア無し!
だらだらと不具合の推理と作業を繰り返してきましたが、ここで終止符を打つことができました。
ヤッタ!!
ところで、今回のアフターファイアの原因とも言えるエアクリに繋がっているチューブの先は、ホットエア導入のフラップを開閉するための負圧がかかっているようで、負圧がかからずにエアを吸いっぱなしの状態で二次エアを吸ったことによる不具合の発生ということで自分の中では完結しました。
ただ、今の状態では冬季間の始動に課題を残すので、次はフラップ開閉の仕組みを調べて行こうと思います。
整備の楽しさと、不具合が解消されたときの喜びは最高ですね♪
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Posted at
2022/06/11 11:11:05