
来たる10月13日(火)にFISCO本コースにて第二回VCSEL RACING CUPを開催する。参加資格は物凄いローカルな項目が含まれるのでこのブログを見た人の大半は残念ながら関係ない。
レギュレーションは以下の通り:
①車検が有効な自分の車
②サーキット走行に耐えうる車
③ラジアルタイヤ
④カップ名にピンとくる人
実に簡単でしょ?どこかの走行会に参加してベストタイムを争う大会です。
第一回は参加台数5台で、NAロードスター3台、NBロードスター1台とシビックタイプRであった。
FISCOショートコースでの開催で、前半は小雨、後半はミゾレのなかのデッドヒートの結果、私が優勝した。天候のマジックか、初サーキットのHが2位になり、さらに壁にリアをヒットさせるというドラマもあった。Sは雨に弱く(バイク乗りは雨が苦手と言い張る。実際どうなの?)当初の優勝候補がビリッケツになるという波乱に満ちた大会であった。
さて、久々に開かれる本大会、モータースポーツ衰退の影響か、脱落者が多数。参加者は私とSの二名。完全なタイマン勝負だ。これはこれで楽しいから良しとしよう。というわけで単にSと競争するだけである。
Sが挑戦者なので幹事及び会場決定権はSである。私は筑波サーキット(1000でも2000でも)がよかったが、2000のタイムは、走り慣れている私のほうが2秒速い事を警戒し、またタイヤを太くした私のロドをみてFISCOにしやがった。余り好きじゃないんだよな、直線が長すぎだし。185タイヤを維持したSは直線番長勝負を挑んで来た訳だ。
そういう背景があり、エアロプロジェクトがスタートしました。富士で勝つために、以下の作戦を立てた。
①グリップは十分。足回りはアライメントと車高のみ弄る。
②とにかくドラッグを減らして最高速を稼ぐ。そしてダウンフォースもできる限り稼ぐ。
③エンジン周りは手を付けない。若干の吸気周りはやるかも。
Sにネタばれしている空力関連はフルフラット化だ。フロントアンダーパネルとリアディフューザーは既にパクられた。とは言ってもフロントは江口自動車オリジナルのやつだし、リアは江口さんのアドバイスの下、余り部品で作ったやつだから、仕方ない。
要はここからいかに作り込むかが重要。アンダーパネルは素晴らしいが、そのままではポテンシャルを使い切れるわけではない。床下チューンは全体の完成度が重要だ。たくさんの空気をいかにスムーズに後方へ流すか?がポイントだ。レースカーは厳しいレギュレーションのなかで研ぎ澄まされた開発なりチューンをしている訳で、必ずしも自由なロドに最適だとは限らない。一方我々ロドには予算と道交法と安全性、強度というレギュレーションが課されるのだ。大金を掛ければフルフラット化も可能だがそれではつまらない。Sの自作ミドルパネルはコインパークで破壊されたらしいが、それでは安全性と強度が足りない訳だ。うちのフロアチューンは百均チューンを含め2週間以上の通勤、長距離ドライブにもへこたれていない。百均チューンは決戦後には外してちゃんと耐久性のあるものに作り直すつもり。逆にサーキットのみに使用するパーツも製作中。
これらのチューンは決戦後に公開します。
残る作業は製作中のパーツ取り付け、追加フロアチューン、そして車高調整して前後バランスをとる事。羽やカナードなどのドラッグの大きいパーツを使うかも検討が必要だ。うちの羽はマツスピ純正と、もうひとつはインプ純正で、GTタイプではない。でかいが。前回の筑波サーキットでの経験からわかったのは、インプ羽は確実にダウンフォースは稼げるが前後バランスが極端に悪くなり、最高速も落ちるということ。非力なロドなら低ドラッグ重視か?空気抵抗を測定する必要があるな。カナードも合わせた検討が必要だ。間に合わないかも。
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Posted at
2009/10/07 11:34:18