2009年10月18日
ラウドパークに行って参りました。初日のみです。
今回のラインナップは(チラッとでも)見たものだけで
スティールパンサー
アウトレイジ
ファイアーバード
ラウドネス
ドッケン
アンスラックス
リンチモブ
アークエナミー
メガデス
ジューダスプリースト
すごいラインナップですね。高校生の時分なら鼻血ぶーですよ。
まずはスティールパンサー
キップウインガー等LA系ミュージシャンのお気に入りらしい、
もろ80年代LAメタルの復興を目指したバンド。
笑い・微笑みが絶えません。
ボーカルはデヴィット・リーロス、ギターはウォーレン・で・マルティーニっぽい
オールスターバンドの雰囲気。曲も完全にLAメタル。
(Van HalenはLAメタルじゃないと思うが、それは置いておく)
パフォーマンスも衣装も髪型も完全にヘアメタル。最高!
結構客も入っていて盛り上がってましたよ。
お次はアウトレイジ
日本のパワーメタルの重鎮。私が高校生の頃少し聴いた記憶がある。
なかなかの迫力です。でもちょっと私の嗜好とは違うなぁ。
続いてファイアーバード
聞いたこともありません。
多分サマソニとかで聴いたらかっこいいんだと思う。
軽いテスラって感じでした。
今回のフェスには合わないのではないかい?
そしてラウドネス
なんと4日前に出演が決まったらしいが(エースフレイリーがキャンセル)
私はこのバンドを実はほとんど知らなかった(勿論ちょっとは聴いたことがあるが)
高崎晃のギターはすごいね。ステージ栄えするし。
あのLEDをフレットに仕込んでるのはよいね。俺も真似して作ろうかな?
二井原のボーカルもすごいハイトーンだ。
古き良きアクセプトみたいな印象。
君が代が大音量で流れたオープニングにびびりました。
(私を含め、外でたむろしていた観客は皆ダッシュで会場に駆け込んでましたから!)
メンバーの死を乗り越えてやっていくんだ!というテンションが伝わってきました。
新メンバーの鈴木(今調べた)も頑張っていました。
で、ドッケン
アンスラックス前の場所取り中にボーっと見ていただけです。
だが1曲目にkiss of deathが来てしまい、血が騒いだ!
その後は知らない曲ばっかだったので座ってウトウトしてたのだが
最後のほうで、「ジョージ・・・・」と聞こえ、「リンチ!」というではないか!!!
そう、ジョージリンチ飛び入りです!えらいことです!
いやー、得した気分だなー
ジョージリンチかっこええ!
トリは勿論アンスラックス!
(自分の中でのトリなのだが)実際一番のステージだったでしょう!
間違いなく一番の盛り上がりでした。
かれこれ3回目のアンスラックスのライブでしたが、いつもレベルが高く
盛り上がる中でも、今回はとにかく客のテンションが異様でした。
最前列から3人目くらいのところで見ていたのだが、あまりの圧力(人が後ろから押してくる)
と体温上昇で気分が悪くなり、NFL後に一旦脱落してしまいました。
水分補給して体温下げて再度アタック。
bring the noiseでモッシュに復帰。一曲駆け回った後はモッシュから外れて
落ち着いて最後まで楽しみました。
マジで楽しいステージ。
モッシュ系のハシリのバンドであり、流石です。
オフスプリングのモッシュやスレイヤーのモッシュとも違い
みんな笑顔でモッシュしてます。結構安全だし。
メタル系のファンは高年齢化が進んでいるので皆マナーが良い。
生活レベルも高そうだ。
なので安全に楽しむ嗜好が強く、蹴飛ばしたり足を掛けたりされる心配が無い。
(一方オフスプリングの客は若いのでよく蹴られる)
開催者も心得ており、屈強な警備員を配置してました。
カミさんもモッシュのすぐ外側で飛び跳ねており
物凄く楽しかった様子。よかったよかった。
復帰したジョンブッシュは若干ぎこちなかったが、とても良かったです。
私の一番好きなギターリストであるスコットイアンは勿論最高!
あー、楽しかった。
ちょっとしか見ていないリンチモブ
ジョージリンチかっこよかった。以上。
ちょっとしか見ていないアークエナミー
ボーカルの女性が、前回見たときよりも老けていた。
でも喋りのセクシーな声と比較して、あのデス声!
演奏もしっかりしており(有名ミュージシャン揃いらしいね)堂々としたもんです。
でもデス声は苦手・・・
準ヘッドライナーのメガデス
1曲目はPAのセッティングが悪かったのか、何をやっているが分からなかったが
すぐに調子を戻してきた。始めは不機嫌そうなデイブであったが
しっかりした演奏に客も盛り上がり、両者のテンションはどんどん上がる!
名曲揃いのバンドのライブは本当に良い。アンスラックスの疲労が残る我々も
どんどん引き込まれる。リードギターのクリス・ブロデリック?も立派。
名手マーティのパートをさらりと弾きこなす。
とにかくデイブが楽しそうだ。あんなニコニコなデイブを見たことが無い。
超かっこいいステージでした。
ヘッドライナーなはずのプリースト
今回はなぜかBritish Steelの完全再現らしい。
正直あのアルバムは好きでない。
みんな正則先生に毒されてるんじゃないの?
名曲ぞろいなバンドなはずなのに、ダラダラとした曲を淡々とやられては
テンションが下がりまくる。
お?今通ったのはマルコメンドゥーサ?帰っちゃったよ・・・
何故フェスティバルでああいう企画しちゃうんだろ?
単独公演ならよいが、あまりプリーストを知らない若いファンとかに
アピールするのにあれはちょっと・・・・
コアなプリーストファンは喜んでいた様子ですが。
始めはさすがトリだけあってギュウギュウに混み合っていた会場も
数曲が経過したらスカスカになってました。
私も気だるい進行に業を煮やして会場を去りました。
とても残念。
前回の武道館公演は最高だった。涙がチョチョ切れるほど素晴らしかった。
ロブがMCしないですぐに引っ込むことも許せたが、今回は駄目です。
選曲って大事ですな。
完全にメガデスとアンスラックスに喰われてました。
プリーストは歴史的に非常に重要なバンドですが
今がピークではないかという感じのアイアンメイデンや現役最強のメタリカなど
と比べると、もはや同窓会バンドになってしまったかのようなテンションの低さである。
大好きなバンドなだけに残念でならない。
復活を期待します。
まさか自分がプリーストのライブ途中で帰るとは思いませんでした。
我々もフェス慣れしてきたということか。
でもアンスラックスとメガデスが最高だったので良かった。
あー、楽しかった!
Posted at 2009/10/18 15:20:10 | |
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