1月2日にGT-Rを届けてからその後、彼がその後の様子をここに書いてくれたりメールで伝えてくれたりしています。
僕が乗っていた頃より限界に近いところで走ってくれているようで、嬉しいやら羨ましく思っている僕がここにいます。
実はGT-Rを扱い兼ねていたのかも知れません。
僕が限界近くまで攻めてみたのは、5年くらい前にある友人と高速道路でバトル走行をしたことと、もう一つは友人の息子さんを乗せて阪奈道路を攻めに行ったことくらいでしょうか。
ふたつともほんの10分足らずくらいの時間だったと思います。
24年前にくも膜下出血で開頭手術をし、2ケ月間のリハビリのあと、当時乗っていたBMW320iで近くの峠を攻めに行った時にかなり自信を失った出来事がありました。
コーナーを三つくらいクリアーしたら手が震え、集中力がなくなってしまいそれ以上走る気持ちになれませんでした。
若い頃にナイトラリーで一晩中走っていたことや、練習走行で壁に張り付こうが転倒しようが怖くなかった頃のような感触が消えてしまっていました。
それでも「まだ走るんや、走れるんや」と自分に言い聞かせるように今までやって来ましたが、今回のGT-Rを手放したことで自分の限界を認めることが出来るようになりました。
フルブーストで400馬力オーバーの車をねじ伏せることなんか今の僕にはもう出来ません。
若い頃に椎間板ヘルニアと診断されながら中途半端な治療で放っておいたことで、最近はその影響か色々なところにガタが出て来ているように思います。
腰痛は毎日のことで、それにプラスされるように右肩が痛くて上がらず、CADを書くのにも長続きしなくなり、また追い打ちをかけるように左腕にも痛みが走り細かい作業も出来ない時がしばしばあります。
この半年くらいは夜中に痛みで目が覚めてしまい、不眠状態がずっと続いています。
これでは仕事にならないので今度こそ真面目に通院して治して行こうと思っています。
GT-Rも今は幸せかも知れません。僕と一緒にいた時よりずっとずっと幸せかも知れません。
本当に手放して良かったのかも知れません。
でも、「さよなら」とは言いません。
「また帰って来るから」と言いたいです。
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Posted at
2013/01/05 15:58:41