
走行中、偶にブースト計が、下限を振り切った位置を指すようになりました。
いじったところは、ブローオフバルブ。
加給がおかしくなったのかな…と、最初思ったけど、普通に走ってるし、そういうわけではなさそう。
特定のブーストで調子が悪いか…?と思ったけど、負圧でも正圧以上でも、この現象が起こるので、違いそう。
むしろ、減速中は全く起きない。
全開加速してると、常におかしい。
挙動を見る限り、メーター本体ではなく、センサー周辺の異常っぽいなと思ったので、トラブルシューティングをして修理しました。
まず最初に怪しいなと思ったのが、メーター用のマニホールド圧センサーのコネクタのハンダクラック。
これ、家電製品とかに使うやつだよね?という企画のやつだったので、振動で死んだんだなと予想。
コネクタのあたりをつつくと、ブースト計が死んだり生き返ったりする。
まちがいねぇな!と思い、破壊しながら分解する。
※実は、部品番号のラベルを剥がすとネジがあって、それを外せば破壊しなくても分解できることはあとから知った。www
…で、分解した状態で原因を確定するべく、ハーネスに接続してもう一回コネクタ周りをツンツンしてみる。
ところがどっこい、復活しなくなってしまった。
分解の際に基板をやっつけたか?…と思ったけど、そういうわけじゃない様子。
ハーネスをクニクニすると、たまに復活する。
これ、原因コネクタじゃなくて、ハーネスだ。
危うく本来の原因を見逃すところでした。危ない危ない。
…というわけで、断線してそうな箇所を広めにカットして、詰める。
コネクタは、愛用のJSTのものを使用。
このコネクタ、小さいのに防水でありがたい。
私はこのコネクタと一蓮托生するつもりで、四萬円の抜きジグも購入しました。
今回の原因ではないマニ圧センサも、いつかは壊れると思ったので、グルーガンでコネクタ丸ごとがっちりコーティング。
グルーガンはダイソーのものです。
電気周りの防水処理をする時に結構愛用しています。
ホースは、タイラップで念の為締結。
結束バンドの類は、ツライチでカットするのが拘りです。
逆に、少し残す方、特に斜めに切りっぱなしの人は、個人的に信用しない宗派でございます。
完成したので、テスト。
ぶおーん。
動いとる。よしよし。
今回の断線の原因は、エンジンルーム内で、加減速によりエンジンが前後することで、タイラップで締結していた所がストレスで断線してしまった模様。
私が余分な長さのハーネスを、輪っかにして、スタビライザーにタイトに締結していたことが原因です。
車のエンジンって、結構動くもんだなぁ…。
四輪だとラバーマウントだもんな。
私のアルトは、エンジンマウントがちぎれかかってるから余計なんだろうなぁ…
と、新たな知見を得ることができました。
ま、直ったのでヨシ!
Posted at 2024/09/01 23:15:27 | |
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