
K6Aは、ブローバイでオイルを噴くことはあまりないとのことですが、
距離も結構走っているエンジンだし、走らせ方も負荷が高い乗り方をしているので、
オイルキャッチタンクを付けたいなと思っていました。
今回、Amazonで安くてかっこいいキャッチタンクを見つけたので、取り付けてみることにしました。
↓買ったキャッチタンク
↓蓋を外したところ。なかなか凝った作りです。
銀色の穴が空いているプレートは、オイルがもしナミナミに入ったときに、
横Gでじゃっぱんじゃっぱん動いて、出口に行きづらくするためのバッフルだと思います。
↓In側の穴
エンジン側からオイルが飛んできたときに、一旦勢いを殺す壁があります。
凝ってる。
↓Out側のフィルタ。
あまり見たことのない構造のフィルタですが、ここでもオイルが出口に行きづらいように邪魔してくれている模様。
試しに加えて息を吹いてみましたが、結構抵抗感がありました。
取り付け位置をどうしようかなと少し悩みました。
アルト界隈だと、サスのアッパーからステーを出したり、
メンテ性を考えると、バンパーの裏辺りに持ってきて、下からオイルを捨てれる
ようにしたりもするそうです。
先日お知り合いになったTREKさんに教えてもらいました。
けれど、自分のHA22Sは、アッパー側のスタビライザの形状や、
ABSユニットの位置的にちょっと厳しそう。
最終的に手持ちのホースの長さと、相談した結果、純正のキャニスタの位置に
取り付けることにしました。
外したキャニスタ(左)とキャッチタンク(右)
サイズは結構近いです。キャッチタンクのほうが少し細い。
キャニスタはバッテリーBOXの金属部分にハマっていたので、ここを利用します。
こんな感じに取り付けステーをつければいけそう。
ボルト・ナットで止めるために穴を開けました。
4mm穴。
バッテリーボックスくんも、25年の歳月で少しくたびれた見た目だったので、
シャーシブラックでおめかししておきます。
多分いまやらなかったらもう一生やらなそうだし。
キャニスタは、社外の小さいものを別途取り付けます。
キャニスタにつながっていたホースは、とりあえず処理しておきます。
ホースの処理をしたままだと、タンクのガソリンが減ったときに、負圧になってタンクが凹んだり、ガソリンが供給できなくなったりするそうなので、
ガソリンタンクキャップを呼吸穴付きのものに変えます。
私は、オークションでHA25Sアルトのものを購入しました。
あとから気づいたけど、これ多分RKステップワゴンも同じ部品です。
おんなじ供給先なんだろうなぁ。
朝日電装社とか作ってそう。
【参考】TREKさんの燃料キャップの記事
てなわけで、取り付けです。
ブローバイホースは、インテークパイプへジョイントしました。
ブローバイのホースより、シリコンパイプへバイパスする穴のほうが
だいぶ大きかったのですが、接続するための部材は全部Amazonで
安価に手に入ることができました。Amazon素晴らしい。
このとき、エアクリーナエレメントを外したら、ヘッドライト上の
フレームとエレメントがこすれて、敗れてしまっている箇所を発見…
とりあえず、穴をアルミテープで塞ぐか…と思いましたが、
いい機会だったので、在庫してあったミニミニフィルターへ交換して
みることにしました。
ミニミニフィルター。海外産です。1000円しなかったと思います。
差し込み径は51mm。多分バイク用です。
楕円で、差し込み穴がオフセットした位置についています。
形状的に、大型バイクのキャブに
直付けするタイプのものだと思います。
上が今回使うミニミニフィルタ。
下が穴のあいちゃった零1000フィルタです。

零1000の方についている銀色のところは、
一応穴埋めにと思ってつけたアルミテープ。
フィルタも取り付けました。小さいので、どこにも干渉しません。
エンジンルームも、赤い部品が増えてきました。
■乗ってみた感想
・エアフィルタは、街乗り程度じゃ平気そう。
→最初走り出しで、「ん?たるいかも」とは感じたので、
もしかしたら空気量足りてないかも。
そのうち、運転パターンが一緒な高負荷で走行する場所で、
過去のデータと車速で比較してみたいと思います。
性能が落ちてそうだったらまぁ、これはツナギで入れたものなので、
ちょうどいいサイズのものを見繕ってまた変えます。
・キャッチタンクは、ブローバイからあんまりオイルが出ていないので解らず。
・インテークパイプにブローバイを直付したことで、ケース内が負圧になって
ロスが減ってたらいいなぁという期待はある。
(吸気の構成が変わって、ちゃんと検証する方法がないので期待のみ。w)
Posted at 2025/02/02 22:51:21 | |
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HA22S | 日記