2016年01月28日
アイサイト(EyeSight)ver.3の不安定挙動について
私は、レガシィのアイサイトver.2搭載車を2台を乗り継ぎ、現在レヴォーグB型のアイサイトver.3搭載車を載っています。
アイサイトは、ver.3で、新しいレーンキープ機能などは、進化していますが、基本機能が明らかにダウンしているように感じています。
ダウンしている感じるポイントは以下のとおりです。
■前方走行車両(走行車)の認識距離が短くなっている(ような気がする)
ver.2からver,3の進化として、視野角と視認距離が40%拡大することで、認識精度を向上したと、言っている。
ですが、むしろ視認距離は短くなったと感じる。ver.2の時は、先行車へ追いついた時に、早めに先行車を認識し、衝突する不安を感じなかったが、ver.3では、かなり近づいても認識せず、「まだ認識しないのか!?」とやや不安を感じることがある。
ただ、先行車が動いていれば、最終的には確実に認識し安全に車間距離を保つ。
■前方の信号停止車両の認識が遅い(または認識しない)
【ケース1】
対象物との速度差が、30km/h以内(ver.2)、50km/h以内(ver.3)であれば、認識する、となっている。その速度差の範囲内での話であるが、前方に赤信号にて停止している車両がある場合。ver.2では、普通に適度な距離にて、停止車両を認識し、スムーズに停止していた。
しかし、ver.3においては、まず、カメラの信号認識機能によって、まず赤信号を認識し、マルチインフォメーションディスプレイ内に赤信号表示灯が点灯する。しかし、そのまましばらく維持速度にて、走行し、ギリギリのタイミングで、前方停止車両を認識し、急制動する。(必ずしもこのパターンではないが、出現率は50%以上と高い)。ほとんど、衝突危険を感じるので、ブレーキを踏んで停止することになる。
【ケース2】
追従走行中、前方に交差点があり信号は赤。その手前で左折レーンへ先行車が逸れる(自車は直進)。信号は赤なので、先行車の前の車両は赤信号で停止している。ver.2の場合は、即座に認識車両が先行停止車両に切り替わり認識し、スムーズに停止する。ver.3では、ここで、また、赤信号を先に認識し、赤信号表示灯が点灯するも、停止車両を認識せずに、自動減速行動に移らず、停止車両へ接近する。仕方ないので、ブレーキを踏んで停止する。(危険を感じるので、やらないが、そのままにしてれば、最終的には急停車はするものと思われるが。)
ver.2の時は、ver.3で赤信号表示灯を認識するタイミングで前方停止車両を認識し、減速を開始するので、全く危険性を感じなかった。
この信号認識機能は、ほぼ確実に赤信号を認識するが、減速機能はないため、意味がない。
信号を認識出来ているのであれば、その手前にいる先行車(前方停止車両)を認識出来るはずである。
ちなみに、マニュアルでは、この機能は、先行車がいない場合に赤信号表示灯が点灯するとあるが、先行車(停止車両)がいるのに、ほぼいつも点灯するのも解せない。
この機能のせいで、停止車両認識が遅れていると感じるのだが・・・
この機能のないver.2は、素直に先行車を認識するので、危険を感じなかった。
以上、主なケースでの違和感です。
最初から、ver.3に乗ったならば、こういうレベルだと思ったかもしれませんが、ver.2を2台乗ってきた感覚から、明らかに性能ダウンを感じています。
本件を、Dに相談し、一週間預けて点検してもらったが、異常なしということで、返されました。そのような、クレーム・相談も発生していないとのことです。
その間、同じく、ver.3搭載のレヴォーグA型を代車でお借りしたのですが、自分の車よりは、だいぶマシな気はしたが、同じように先行車を認識しない(遅い)ケースもあったので、これは、ver.3の仕様なのかと、諦めている状況です。
もし、ver.2→ver.3への乗り換えで、同じように感じる方はいらっしゃいますでしょうか?
ブログ一覧 |
レヴォーグ | クルマ
Posted at
2016/01/28 20:11:22
タグ
今、あなたにおすすめ