『泉涌寺』は有名なのでご存知の方は多いと思いますが、今回執筆させて頂くお寺は小生が実行中の
『洛陽三十三所観音巡礼』をされておられる方以外は、多分参拝されることがないお寺だと思います
しかし、小生は
『洛陽三十三所観音巡礼』を実行中なので、
『泉涌寺』を後にしてこれらの寺院を参拝するために駄馬を走らせました
携帯の方は写真共有サイト『フォト蔵』から「法性寺・城興寺」で写真検索して下さいね
▽法性寺(其の壱)
平安楽土への道 068 posted by
(C)鹿之介
JR奈良線と京阪電鉄本線と並行して走る本町通りに
『法性寺』はございます
本町通りと言えば
『東福寺』と
『伏見稲荷大社』が有名なんですが、今回はご朱印のため、こちらを選択致しました
▽法性寺(其の弐)
平安楽土への道 069 posted by
(C)鹿之介
『法性寺』の能書きでございます
その昔は百棟を数える堂塔伽藍を数える大寺院だったようですが、兵乱によって失われ今は現在の小堂のみが残された様です
▽城興寺(其の壱)
平安楽土への道 073 posted by
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京都市営地下鉄の九条駅を降りてすぐの所に
『城興寺』はございます
▽城興寺(其の弐)
平安楽土への道 074 posted by
(C)鹿之介
『城興寺』の能書きでございます
現在は真言宗のお寺でございますが、元々は比叡山延暦寺の管理下にある天台宗のお寺であったようです
▽城興寺(其の参)
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本堂でございます
こちらのお寺も創建当時は多くの堂塔伽藍が建ち並ぶ立派な寺観だったようですが、やはり兵乱によって衰微してしまい現在に至っているようでございます
▽城興寺(其の四)
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こちらの境内にも鳥居がございました
▽城興寺(其の五)
平安楽土への道 072 posted by
(C)鹿之介
『施薬院稲荷』の能書きが書いてございました
歴史的な解説の他にご利益として
『夫婦円満』とありました
小生にとってはもう少し早く知っておきたい情報でございました
▽あとがき
今回、紹介させて頂いたふたつの寺院はかつて大寺院でありながら、歴史の大きなうねりの中ですっかりその規模を縮小させてしまったようでございます
こちらを参拝する前に
『泉涌寺』を参拝していただけに、寺院にも我々と同じように「勝ち組」と「負け組」があるのかなと感じずにはいませんでした
ただ、規模が小さくなったとはいえ、こうして現在まで残っていることは凄いことだと思います
京都には多くの寺院がございますが、歴史の中で失われた寺院も数多くあるはずです(実際、小生の本籍地の住所は「正○寺町」となっていますが、現在はそのような寺院は全く存在しません
しかし、少なくとも安土桃山時代までは確かに存在したようでございますが、いつ寺院が無くなったのかは残念ながら分かりませんでした

)
改めて古都京都の歴史の古さを感じさせる寺院でございました

Posted at 2010/10/12 23:59:08 | |
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